【NY市場】 2012/12/5
NY金 1692.8 -2.00 -0.12%
NYダウ 13034.49 +82.71 +0.63%
ドル円 82.48 +0.58
ユーロドル 1.3065 -0.0031
【東京市場】 2012/12/6
夜間/始値・高値・安値・終値
4,527円 4,528円 4,470円 4,497円
日中/始値・高値・安値
4,500円 4,508円 4,493円

昨日午後の東京日中取引は、ドル、ユーロ買いに対して再び円売りが優勢となり、82.30円までドル円は上昇することとなりました。一昨日の夜間取引の流れを引き継いで売られるかと思われたドル建て金も上昇となり、1,690ドル台前半から1,705ドルあたりまで上昇となりました。こういった動きの中、東京金は夜間では円高、ドル建て金安のダブルパンチで前日比41円安の4,465円までの大下げとなる場面もありましたが、東京時間では真逆の動きとなり高値4,521円まで値を戻しました。最終的には陽線引けとなる4,516円で日中の取引を終えました。

ロンドン時間では欧州各国のサービス業PMIが発表され全体的に予想を上回る結果となったことから、更にユーロ買いが進むこととなりました。東京金も4,528円まで上昇する場面もありましたが、またしても昨晩もNYが下落の始まりでした。まさに一昨日の米国市場を彷彿とさせる下落基調再開となっており、昨晩も商品中心に売られる展開となりました。

昨日のブロクにも書かせていただきましたが、NY市場がおかしいです。何か大きな資金であるクジラが商品市場といった狭い池の中で動いているため市況はファンダメンタルとは合致しない値動きになっている様な感じを受けます。なぜこの様な推測をするかといいますと、本当にファンダメンタルに基づく動きであれば、ロンドン時間でも似たような値動きになっているはずであり、NY時間にだけこの様な派手な動きになるということは一過性の理由なのではないかと言うことになります。

ADP雇用統計は、予想をやや下回ったものの概ね予想通り、11月のISM非製造業景況指数は4~7月の低迷期から比べると55近辺で安定してきており、リスクオンとなっても良さそうでしたが、横ばいからやや弱い動きであり、週末の政府雇用統計を控え様子見ムードが強い推移となっておりました。そこへ、オバマ大統領が財界関係者に向けて『共和党が増税案を受け入れれば、一週間以内に財政の崖問題が終息する』と伝えたことが明らかになると次第に上げ足を強める動きとなりました。その動き呼応するような形で、金、ユーロ、ドルともに切り返し、東京金は4,497円で夜間取引を終えました。

東京時間に入りましても特に変化はなく、やや弱い感じで横ばいを続けております。価格は4,500円を挟んで上下約10円の値動きです。財政の崖問題は、法人税・高所得者向けの増税か減税か、医療保険など歳出増減についてのバランスでせめぎ合っている状況であり、最終的にはお互いにそれ以外の条件を示して数字を合わせることになると思われます。どこの国にもある、いつものパターンだと思います。

派手な動きですので慌ててしまいがちですが、大きなトレンドが変わる確率は低いと見ます。焦らず、慌てず、じっくりと適量の買い玉を維持して進めすすめることが出来ればと思います。昨日のNY金は1,680ドル台前半まで下げる場面もあり、10月の安値1,670ドル付近までの下げの可能性を現実につきつけられた形となりました。断続的に出ていたまとまった売りに投げを催促された売買も多かったのではないかと思われます。

6日英中銀、ECB政策金利発表、7日米雇用統計、11日FOMC、13日EU首脳会議、12月16日衆院総選挙

ファンダメンタル
中 11月HSBCサービス業PMI 前月53.5 結果52.1
米 11月ADP雇用統計【万人】 前月+15.7 予想+12.5 結果+11.8
米 11月ISM非製造業景況指数 前月54.2 予想53.5 結果54.7
5日
豪 11月新規雇用者数(前月比)前月+10200 予想±0 結果+13900
豪 11月失業率 前月5.4% 予想5.5% 結果5.2%
  遠藤 豪

SPDR GOLD SHARES・ETF残高 1351.54(5日)1351.24
リースレート -0.17%(5日)-0.21%

CFTC大口投機家 買越 193,742枚(27日時点) 先週 買越 180,815枚
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