【NY市場】 2012/12/3
NY金 1720.1 +8.50 +0.49%
NYダウ 13026.58 +1.00 +0.01%
ドル円 83.47 +1.00
ユーロドル 2.2986 +1.0000
【東京市場】 2012/12/4
夜間/始値・高値・安値・終値
4,561円 4,569円 4,544円 4,554円
日中/始値・高値・安値
4,547円 4,550円 4,532円

昨日の日中東京市場は、先週末の調整安のレンジを抜けることはなく、最終的には4,564円で取引を終えることとなりました。朝方は、中国の非製造業・製造業PMIがともに50の分岐点を上回る好結果であったことからリスクオンとなり、全般的に確りの状況でした。そんな中、東京金価格も4,574円まで戻す場面もありましたが、欧米市場同様に方向感に乏しく上げ幅を削る展開となっておりました。

ロンドン時間に入ると更に円高の動きが活発化し、東京金価格は4,544円、ドル建て金は1,712ドルあたりまで下げる場面もありましたが、ギリシャが最大100億ユーロの国債買い戻しが実施されるとのニュースや独、ユーロ圏の製造業PMIがまずまずの内容であったことで、ユーロが大きく上昇反応するわけではありませんでしたが、明確な下支え要因にはなっていたと思われます。7日に行われるギリシャの国債買い戻しによってギリシャ債は大きく上昇し利回りの低下とともに、新たな欧州の経済正常化に向けての一歩が踏み出されることとなります。ムーディーズは支援基金の格付けを下げましたが、「Aaa1」は上級ランクに違いありません。ジャンク債級のギリシャ債にこれだけの保証が付けられるということは十分であると思われます。

ここまで来た以上、欧州の回復を信用するしかありませんが、当然のことながら過度の信用は禁物です。常に冷静に判断してゆきたいです。

米国市場が始まり、注目された11月のISM製造業景況指数が発表され、基準である50を割り込んだことから上昇していたダウは急速に値を消すこととなりました。しかし、リスクオフとった動きともならず、基本的にはユーロ高が全体を先導する中、商品市況ではNY原油が約2ヶ月ぶりの高値圏である90ドル台に乗せる場面もありましたが米株式市場の軟調が続き、高値を維持することはできませんでした。ドル建て金価格は1,720ドルを試すものの、なかなか上抜けられず1,715~1,720辺りを中心として上下しております。

昨日同様に、日中の東京市場午前中も方向感は感じられません。12時半には豪州中央銀行から政策金利が発表されます。0.25%の利下げが予想されておりますが、それでも3.00%というものは他の通貨に比べると非常に魅力的な金利です。現時点でも非常に強い豪ドルですが、やや上げ足を鈍らせるのでしょうか。もし、利下げが行われ豪ドルが下げるようであれば、金も含め商品市況はやや重い展開が予想されます。しかし、前述の金利差から考えましても豪ドルのトレンドが下落に転じるとは考えにくいです。

これといって、リスクオフの材料もなければ、リスクオンというわけでもなく、曖昧な展開です。市場参加者の心理は気迷い状態にあると思われます。よく耳を澄ませば聞こえると言われる相場の声は、間もなく修正安終了といいますか、下げ飽き、やや値を上げたい様な感じを受けます。急変時の撤退も想定の上、じっくり向き合って行きたいと思います。かろうじて買い方針継続です。

4日豪中銀、6日英中銀、ECB政策金利発表、7日米雇用統計、11日FOMC、13日EU首脳会議、12月16日衆院総選挙

ファンダメンタル
中 11月非製造業PMI 前月55.5 結果55.6
中 11月HSBC製造業PMI 前月49.5 予想50.4 結果50.5
米 11月ISM製造業景況指数 前月51.7 予想51.5 結果49.5
  遠藤 豪

SPDR・ETF残高 1348.83(3日)1348.83
リースレート -0.21%(3日)-0.20%

CFTC大口投機家 買越 193,742枚(27日時点) 先週 買越 180,815枚
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