【NY市場】 2012/11/30
NY金 1710.9 -16.30 -0.95%
NYダウ 13025.58 +3.76 +0.03%
ドル円 82.47 +0.36
ユーロドル 1.2986 +0.0008
【東京市場】 2012/12/3
夜間/始値・高値・安値・終値
4,608円 4,617円 4,550円 4,557円
日中/始値・高値・安値
4,565円 4,568円 4,564円

先週はギリシャへの融資問題が一段落したことで目ぼしい材料がない状態となっていたところで、4,659円の高値更新後、約160円、4,502円までの大きな調整安となりました。木曜、金曜日中取引でその下げ60%以上戻しました。金曜夜間取引でも上げ優勢となり、下落幅の72%戻しとなる4,617円まで上昇となりましたが、NY市場開始後のコモディティ売り、特に金売りが大きく響き、ドル建て金は1,730ドル台から1,710ドル割れまで一時は20ドル以上下げる場面もありました。

ギリシャ救済に関して独議会での承認が得られたことで完全に融資実施が現実的となりましたが、ムーディーズがその救済基金であるESMの格付けを最上級から1段階下の「AA1」へ格下げしたことからユーロも上げ一辺倒とはならず、ユーロドルは1.30を挟んでの値動きとなっておりました。米国では財政の崖問題について、そもそも市場の期待は薄いもののベイナー下院議長から殆ど進展がないことが伝えられ、その日発表された経済指標での消費関連の数値が伸び悩み、金融市場は方向性を決めかねていたようです。

それでもドル円、ユーロドルはしっかりであり、株式市場も13,000ドルを維持して終わっております。原油もNY市場開始後調整安があったもののその後は確りとなり前日比プラスで引けております。その中で金、プラチナはテクニカル的な調整、ファンドの設定等の動きから軟調となっている可能性が高く、この様な要因は短期的な要因であり、この下げは長続きしないと見ております。

16日までは安倍自民党総裁も耳障りのいい言葉をならべるはずであり、円安は維持されやすく東京金にとっては大きな下支え材料となると考えられます。11日のFOMCでは、今月末で終了する予定であるツイストオペ(長期国債買い入れ替え)の継続について注目が集まっております。オバマ大統領が再任した以上、バーナンキ議長の続投の可能性が高く、これまでの超金融緩和は継続される可能性が高いのではないでしょうか。

財政の崖問題については、今回のギリシャと同じで、どこかで必ず民主共和両党の妥協案がきまるはずですが、それまでは何度が市場では下値を試す動きが出るかもしれません。今年3月の債務上限引き上げ交渉と同じような動きとなる可能性があり、どの程度の調整があるか見極めが必要となるでしょう。

上昇トレンド継続と見ておりますが、万が一4,400円台まで値位置を下げるようであれば、撤退という選択肢も視野に入れる必要がありそうです。

4日豪中銀、6日英中銀、ECB政策金利発表、7日米雇用統計、11日FOMC、13日EU首脳会議、12月16日衆院総選挙

ファンダメンタル
ユ 11月CPI 前月+2.5% 予想+2.4% 結果+2.2%
ユ 10月失業率 前月11.6% 予想11.7% 結果11.7%
米 10月個人消費支出 前月+0.8% 予想±0.0% 結果-0.2%
米 11月シカゴ購買部協会景気指数 前月49.9 予想50.5 結果50.4
  遠藤 豪

SPDR・ETF残高 1348.83(30日)1347.02
リースレート -0.20%(30日)-0.18%

CFTC大口投機家 買越 193,742枚(27日時点) 先週 買越 180,815枚
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