【NY市場】 2012/11/28
NY金 1716.5 -25.80 -1.50%
NYダウ 12985.11 +106.98 +0.82%
ドル円 82.06 -0.09
ユーロドル 1.2952 +0.0008
【東京市場】 2012/11/29
夜間/始値・高値・安値・終値
4,588円 4,597円 4,502円 4,533円
日中/始値・高値・安値
4,567円 4,571円 4,555円

昨日の東京市場午後は、更に円高が進み4,600円台を回復することなく安値引け4,578円となりました。引け間際の急落は若干投げ売りが出たような感じを受けました。何か理由があったわけではありませんが、円売りが進んでおります。むしろ何もないからこそ円売りが進んだと考えられ、最近、安倍キャリートレードとも揶揄される安倍自民党総裁の金融緩和発言に影響されすぎていた参加者が、やや冷静さを取り戻したことでこのような値動きになっているのではないかと思われます。

ロンドン時間に入り幾分戻したドル円に対して、東京金価格は20円高の4,597円まで戻す場面もありましたが、その後は円買いよりも、ユーロ売りが金価格を圧迫し始めました。東京日中時間のユーロドルは1.2920~1.2930辺りで推移していたものの、欧州市場も材料難の株安となり1.2880辺りまで下げることとなりました。その動きに連動して、ドル建て金価格は先週末から維持していた1,740ドルを割り込みはじめ、NY市場開始からは、大きな売りが入り価格は一気に1,710ドル辺りまで下げ、その後も散発的な投げ売りに安値1,705ドル付近まで下げることとなりました。東京価格も急落し4,502円まで前日比76円安まで下げましたが、その後は業者系の安値を買い拾う動きに伴い、価格は4,549円まで戻しながら夜間引けは4,533円で終了しました。

東京市場開始は4,570円と、急落前の価格まで回復して始まりましたが、この裏には再び安倍自民党総裁による金融緩和発言で円売りが進んだようで、ドル円の81.90辺りから82.20辺りまでの上昇がありました。安倍自民党総裁は、マスコミが伝えた日銀の国債引発言を否定したものの、インフレターゲットを2%に設定し、それに向けてはあらゆる策を使うというスタンスは変わらないようです。私は少なくとも総選挙までは円安傾向が続くのではないかと考えており、金価格も同様なスタンスです。

今週から突然と言いますか、アメリカでは「財政の崖」問題が材料視されているようなコメントが多いですが、私は材料よりも市場の雰囲気が影響していると考えております。根本を変える材料が新たな展開となったわけではないと思います。高値から160円近く下げ、調整としてはやや大きな下落となりましたが、基本的には、中長期上昇トレンドに変化はないと考えております。しかし、下げ止まりを見極めるにはもう少し時間がほしいところです。無理をせずに、じっくりいきたいと思います。

今晩は、米国Q3GDP、個人消費、失業保険、中古住宅など重要な経済指標の発表が多く控えております。昨晩のNY市場開始直後の大規模売りには驚かされましたが、その後も結構なストップロスを巻き込んで下げており、大方現1,720ドルあたりから1,700ドルまでの売り注文は消化され、一旦は下げ止まったと見て良いのではないかと思いますが、どうでしょうか。

12月3日ユーロ圏財務相会合、12月13日EU首脳会議、12月16日衆院総選挙

ファンダメンタル
米 10月新築住宅販売件数(年・万件) 前月38.9 予想39.0 結果36.8
米 10月新築住宅販売件数(前月比) 前月+5.7% 予想+0.3% 結果-0.3%
  遠藤 豪

世界ETF残高 1700.27(28日)1699.00
リースレート -0.12%(28日)-0.12%

CFTC大口投機家 買越 180,815枚(20日時点) 先週 買越 171,594枚
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