【NY市場】 2012/11/26
NY金 1751.4 +23.50 +1.34%
NYダウ 12967.37 -42.31 -0.33%
ドル円 82.05 -0.36
ユーロドル 1.2972 -0.0003
【東京市場】 2012/11/27
夜間/始値・高値・安値・終値
4,637円 4,639円 4,616円 4,630円
日中/始値・高値・安値
4,619円 4,633円 4,618円

昨日午後は東京市場休日中の海外急騰の煽りから、今年の高値である2月末の4,654円を超える4,659円まで上昇するスタートとなりましたが、ドル円が調整の一途を辿り金価格もほぼ同様の調整安の値動きとなりました。スペインのカタルーニャ州の独立推進派の勝利によるユーロ安に加えリスクオフ、調整の円高が金価格を圧迫しました。昼前には日銀総裁講演において金融緩和推進に対する発言がいくらか材料視され、ドル円は下げに抵抗を見せる場面もありましたが、一日中だらだらと下げる動きでした。東京金は、午前中の安値4,632円から4,650円まで切り返す場面もありましたが、円高、ユーロ安の流れは止まらず、結局東京市場日中の安値4,627円を取引終了間際につけての終了となりました。

ロンドン市場が始まり、通常リスクオフが大きく影響すると見られたカタルーニャ州の選挙結果を受けての欧州市場の反応は殆どなく、ギリシャの融資問題でかき消されてしまっている状況であったのかもしれません。しかし、瞬間的にドル円は82円を割込む場面もあり、東京金価格も4,616円まで下げることとなりました。その後持ち合いが続きましたが、東京20時半、ロンドン正午30分前から、財務相会合開始にかけて各財務相やIMF理事から前向きな発言が伝わり、ややユーロ高、円安、ドル建て金も1,751ドル台まで上昇し、東京金価格は4,639円まで回復する動きとなりました。

その後は、夜間取引中もユーロ圏財務相会合ではギリシャへの支援合意について協議中のまま早朝4時を迎え、深夜0時をまわった辺りからは4,625~4,634円のわずか9円幅での値動きとなり最終的には4,630円で取引を終えました。

市場はギリシャへの支援を待っているのかと思いきや、実際にドラギ総裁から支援合意を歓迎するとのほぼ決定といえる会見が行われたものの、市場の反応は限定的であり、ユーロ高とはなっているものの今ひとつ勢いは感じられません。ギリシャへは2020年までに債務GDP比124%といった水準で合意され、IMFやECBがギリシャ絡みで得た、金利などの利益をギリシャへ還元することで今後の返済プログラムに見通しが立ったようです。

金利という金融市場の基本原理そのものを無いことにしてまで、ギリシャを救済しようとしております。バーナンキ議長のマネタリズムが世界の金融政策の主流になってしまっている以上、何でもありといった状況です。そこまでしてギリシャを救済するということは、今後も余程のことがない限りギリシャに対してこの様な支援は続いてゆくものと思われます。

今晩の欧米市場の反応も、ギリシャ要因織り込み済み、材料出尽くしで案外ぼんやりした動きになるのかもしれません。ただし、この様な朧気な動きとなっている間は、大きな地殻変動が興ることは無いと思われます。QE3以降のドル安インフレ、衆院選に向けての円安インフレは続くと思われます。

今晩は、英国GDP、米国の耐久財、住宅関連、消費関連の経済指標が発表されます。リスクオン、リスクオフといった株式市場中心の値動きとなると思われます。

26日ユーロ圏財務相会合、12月16日衆院総選挙

ファンダメンタル
スペイン・カタルーニャ州選挙、独立推進派過半数獲得勝利
ギリシャ・債務問題救済支援要請 2020年GDP比124%へ削減 トロイカの本プログラムにおけるギリシャ絡みの利益を還元
  遠藤 豪

世界ETF残高 1695.15(26日)1694.11
リースレート -0.11%(26日)-0.11%

CFTC大口投機家 買越 180,815枚(20日時点) 先週 買越 171,594枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
⇒海外価格換算サイト海外最新値からの国内価格は?