【NY市場】 2012/11/13
NY金 1724.8 -6.10 -0.35%
NYダウ 12756.18 -58.90 -0.46%
ドル円 79.39 -0.06
ユーロドル 1.2704 -0.0009
【東京市場】 2012/11/14
夜間/始値・高値・安値・終値
4,407円 4,440円 4,400円 4,420円
日中/始値・高値・安値
4,424円 4,432円 4,419円

昨日午後は欧米における材料不足の中、日本政府内では赤字国債発行案について3党合意が成され、予算審議がスムーズに通る可能性を帯びました。年内総選挙が現実的になってきたことから、円買い、特に金を下げる要因はないものの、円高に引きずられる形で4,410円前後の安値引けとなりました。

ロンドン時間が始まり、香港、中国などアジアの株式市場が軒並み1%以上下げた軟調な流れから、欧州株式市場も重い展開のスタートとなりました。ギリシャ情勢によるユーロ売りも重なることで安値4,400円超度まで下げる場面もあったものの、決定的な売り材料もなくその後は下げ止まり、英国の10月CPI(消費者物価指数)が市場諸相を上回る結果となったことがきっかけとなり、全体的にリスクオン、上昇に転じました。その後ドイツとユーロ圏のZEW景況感指数が予想を下回ったことで上昇も止まり、東京金価格は4,410円台での推移となっておりました。

その後は、最大の関心事でありますギリシャの短期債入札が始まり、入札は順調にこなされ、4週間物で28億ユーロ、平均利回り4.00%、応札倍率1.3倍、13週間物で13億ユーロ、4.20%、1.66倍とまずまずであり、ユーロが急激に買い戻されております。投資家は23日のEU首脳会議前にギリシャへの融資が成立するとの観測を立てており、デフォルトが起きないとなればギリシャは最高の運用先でもあります。

とりあえず、今週末の50~60億ユーロといわれる国債償還は何とかなりそうですが、自転車操業はどこまで保てるのでしょうか。とりあえず買い戻しておこうというユーロ高に東京金価格も同様の動きとなり、4,439円までの急反発となりました。あくまでギリシャの短期債入札が終わったということであり、本当の問題はギリシャへの支援基金ESMからの融資があるのかどうかです。

日本時間23時ころNY市場が始まると金は急落となり、ドル建て金は昨晩の安値1,717ドル付近まで下げることとなりました。東京金は4,400円丁度という、ロンドン時間始まって直後につけた安値と同値まで下げると、その後は急反発し、深夜1時頃には高値4,440円までの上昇となりました。そういった動きも長続きせず夜間取引引けには4,420円まで下げて終わっております。

材料は、ギリシャ関連ばかりであり、独紙ではドイツ政府は融資3回分に当たる440億ユーロを一括で支払うことが協議されていると伝え、その後にドイツ財務省から融資は決定していないことを示され、最近の乱高下の要因となっております。

アメリカでは10月の財政収支が発表され、予想を若干上回る1200億ドルの赤字が発表され、NYダウは一気にマイナスとなり安値引けとなりました。その動きに対して通貨や金価格への影響は小さく、やや上値を削ったという程度でした。

ここ数日、代わり映えのない同じような一日の動きが続いております。新たな変化が出ない間は、少し離れたところから眺めるのが良いかもしれません。傍目八目ということもあります。じっくり行くしかありません。変化があるまで、軽めの買いをおすすめします。

13日EU財務相理事会、23、24日EU首脳会議
オバマ大統領・財政の崖問題について13日労組/政治団体、14日経済界、16日市民団体の指導者と会談、上下両院の民主党および共和党の指導部と交渉

ファンダメンタル
英 10月CPI【前年比】 前月+2.2% 予想+2.4% 結果+2.7%
ユ 11月ZEW景況感指数 前月-1.4 結果-2.6
独 11月ZEW景況感指数 前月-11.5 予想-10.0 結果-15.7
米 10月財政収支【月次】億ドル 前月+750 予想-1130 結果-1200
  遠藤 豪

世界ETF残高 1689.20(13日)1689.26
リースレート -0.11%(13日)-0.11%

CFTC大口投機家 買越 160,173枚(6日時点) 先週 買越 170,222枚
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