【NY市場】 2012/11/9
NY金 1730.9 +4.90 +0.28%
NYダウ 12815.39 +4.07 +0.03%
ドル円 79.46 -0.02
ユーロドル 1.2711 -0.0035
【東京市場】 2012/11/12
夜間/始値・高値・安値・終値
4,441円 4,449円 4,410円 4,435円
日中/始値・高値・安値
4,445円 4,446円 4,440円
金曜日日中の東京市場は概ね4,440~4,450円前後を推移し、引け際にはその日の高値4,456円まで値を伸ばす展開となりました。ロンドン時間に入り、ギリシャ情勢が足をひっぱる状況に変わりはなく、ユーロ圏では数少ないフィッチのトリプルA格付けであるオーストリアの格付けが据え置かれたものの、その発表後はダラダラとユーロ売り、金売りが続きました。
ギリシャ関係のニュースでは13日にギリシャが31億ユーロの短期債を発行することを発表し、現時点で財政の枯渇が噂されるギリシャのデフォルト危機が再び現実となりつつあります。実際に、ギリシャ副首相からは、そういった内容の発言も聞かれているようです。このような不安要素からユーロドルは東京夜間取引開始の1.2745から5時間後には1.2689まで下落となり、ドル建て金は1,737ドルから1,726ドルまで、東京金価格は4,449円から4,410円までの下げとなりました。
ところが、NY市場が始まると急反発となり、東京金価格は再び高値4,449円まで買われる場面もありました。NY市場が始まると金が買われやすいという動きは、大統領選が始まる前の定番の動きであり、市場が大統領選を織り込みつつあるという事が言えそうです。
金曜深夜3時前後からオバマ大統領の会見があり、今週から財政の崖問題について上下両院の指導部と協議を行うことを発表しました。財政赤字削減に対してはバランスを重視しているようです。中間層と言われる年収2000万円以下への減税は継続し、それ以上の富裕層への増税を行うとしております。共和党の増税反対への意志は強く、この内容についての政策決定は難航することが予想されますが、来年には再び債務上限引き上げ合意について議会の認証を得る必要があり、このねじれ状態の中で色々と交換条件が買わされそうです。しかし、中途半端にお互いの主張を組み入れることになると、うまくいくものも上手く行かなくなる可能性が出てきます。まだまだ、不安は大きく金融緩和は長く続くこととなるでしょう。
ギリシャの次回融資がそろそろ時間的に限界が近づいており、状況次第ではデフォルト後の動きも想定する必要があります。しかし、こればかりはどうなるのか大統領選以上に難しいところがあります。格付け会社フィッチは、ギリシャのユーロ圏離脱は短期的なユーロ圏のリスクの後退を意味するとしておりますが、実際にはギリシャが離脱すれば、ギリシャへの法的拘束力は弱まり、財政再建策などは今まで以上に目標達成は難しくなってゆくのではないかと思われます。
リスクオフというものは、株安、ユーロ安となり、短期的には金下落の要因となることもありますが、中長期的にはセーフヘブン(資金の逃避先)として買われ、上昇要因となるものです。保ち合いのレンジ内の動きにとどまっておりますが、流れが出始めるのは時間の問題ではないかと考えております。押し目買い継続です。
12日ユーロ圏財務相会合、13日EU財務相理事会、23、24日EU首脳会議
ファンダメンタル
中 10月鉱工業生産(前年比)前月+9.2% 予想+9.4% 結果+9.6%
中 10月固定資産投資(前年比)前月+20.5% 予想+20.6% 結果+20.7%
中 10月小売売上高(前年比)前月+14.2% 予想+14.4% 結果+14.5%
米 11月ミシガン大学消費者信頼感指数 前月82.6 予想82.9 結果84.9
遠藤 豪
金
世界ETF残高 1688.97(9日)1689.77
リースレート -0.11%(9日)-0.12%
CFTC大口投機家 買越 160,173枚(6日時点) 先週 買越 170,222枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
NY金 1730.9 +4.90 +0.28%
NYダウ 12815.39 +4.07 +0.03%
ドル円 79.46 -0.02
ユーロドル 1.2711 -0.0035
【東京市場】 2012/11/12
夜間/始値・高値・安値・終値
4,441円 4,449円 4,410円 4,435円
日中/始値・高値・安値
4,445円 4,446円 4,440円
金曜日日中の東京市場は概ね4,440~4,450円前後を推移し、引け際にはその日の高値4,456円まで値を伸ばす展開となりました。ロンドン時間に入り、ギリシャ情勢が足をひっぱる状況に変わりはなく、ユーロ圏では数少ないフィッチのトリプルA格付けであるオーストリアの格付けが据え置かれたものの、その発表後はダラダラとユーロ売り、金売りが続きました。
ギリシャ関係のニュースでは13日にギリシャが31億ユーロの短期債を発行することを発表し、現時点で財政の枯渇が噂されるギリシャのデフォルト危機が再び現実となりつつあります。実際に、ギリシャ副首相からは、そういった内容の発言も聞かれているようです。このような不安要素からユーロドルは東京夜間取引開始の1.2745から5時間後には1.2689まで下落となり、ドル建て金は1,737ドルから1,726ドルまで、東京金価格は4,449円から4,410円までの下げとなりました。
ところが、NY市場が始まると急反発となり、東京金価格は再び高値4,449円まで買われる場面もありました。NY市場が始まると金が買われやすいという動きは、大統領選が始まる前の定番の動きであり、市場が大統領選を織り込みつつあるという事が言えそうです。
金曜深夜3時前後からオバマ大統領の会見があり、今週から財政の崖問題について上下両院の指導部と協議を行うことを発表しました。財政赤字削減に対してはバランスを重視しているようです。中間層と言われる年収2000万円以下への減税は継続し、それ以上の富裕層への増税を行うとしております。共和党の増税反対への意志は強く、この内容についての政策決定は難航することが予想されますが、来年には再び債務上限引き上げ合意について議会の認証を得る必要があり、このねじれ状態の中で色々と交換条件が買わされそうです。しかし、中途半端にお互いの主張を組み入れることになると、うまくいくものも上手く行かなくなる可能性が出てきます。まだまだ、不安は大きく金融緩和は長く続くこととなるでしょう。
ギリシャの次回融資がそろそろ時間的に限界が近づいており、状況次第ではデフォルト後の動きも想定する必要があります。しかし、こればかりはどうなるのか大統領選以上に難しいところがあります。格付け会社フィッチは、ギリシャのユーロ圏離脱は短期的なユーロ圏のリスクの後退を意味するとしておりますが、実際にはギリシャが離脱すれば、ギリシャへの法的拘束力は弱まり、財政再建策などは今まで以上に目標達成は難しくなってゆくのではないかと思われます。
リスクオフというものは、株安、ユーロ安となり、短期的には金下落の要因となることもありますが、中長期的にはセーフヘブン(資金の逃避先)として買われ、上昇要因となるものです。保ち合いのレンジ内の動きにとどまっておりますが、流れが出始めるのは時間の問題ではないかと考えております。押し目買い継続です。
12日ユーロ圏財務相会合、13日EU財務相理事会、23、24日EU首脳会議
ファンダメンタル
中 10月鉱工業生産(前年比)前月+9.2% 予想+9.4% 結果+9.6%
中 10月固定資産投資(前年比)前月+20.5% 予想+20.6% 結果+20.7%
中 10月小売売上高(前年比)前月+14.2% 予想+14.4% 結果+14.5%
米 11月ミシガン大学消費者信頼感指数 前月82.6 予想82.9 結果84.9
遠藤 豪
金
世界ETF残高 1688.97(9日)1689.77
リースレート -0.11%(9日)-0.12%
CFTC大口投機家 買越 160,173枚(6日時点) 先週 買越 170,222枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統