【NY市場】 2012/11/8
NY金 1726 +12.00 +0.70%
NYダウ 12811.32 -121.41 -0.95%
ドル円 79.48 -0.50
ユーロドル 1.2746 -0.0025
【東京市場】 2012/11/9
夜間/始値・高値・安値・終値
4,425円 4,439円 4,411円 4,429円
日中/始値・高値・安値
4,439円 4,452円 4,438円
大統領選を挟んで乱高下を繰り返している状況ですが、昨日の夜間取引時間では欧州市場、NY市場の両市場を通して4,410~4,435円までの上下25円という非常に狭いレンジでの推移となっておりましたが、株式市場やユーロの動きなどと比べても、底堅さを感じます。
大統領選が終わり、各市場に対する投資家の見通し・結論が徐々に出始めているものと思われます。盛んにフィスカルクリフ(財政の崖)に対する危機が話題にされており、株式市場が下げ続けておりますが、金価格はそれに影響を受けにくくなってきております。リスクオフというものは、基本的には金にとっては上昇要因であり、下げは一時的に影響するはずです。
近年はインデックスファンドが興隆しており、金市場と原油市場との連動性も大きくなってきております。原油市場も世界的な需要の低下は見られるものの、アメリカ、中国の景況感の底打ちが見られ始めていることや、生産コスト上の問題から80ドル以下では下支えが予想されます。そうなってきますと、現在のもうすでに十分に価格は下がっているとも言えます。
欧州市場では、英国の政策金利は予想通り0.5%に据え置かれ、市場最低水準を維持しておりますが、3750億ポンドの資産買入について総額は据え置かれたものの、そのプログラムをしばらく停止することを決定したようです。この背景には第3四半期のリセッションからの脱却によるものと言われております。しかし、ギリシャ国内では135億ユーロの緊縮財政政策は議会を通り、予算案も通る可能性が高まっておりましたが、EUの当局者は12日のユーロ圏財務相会合では支払いは承認されないことを明らかにしたようで、結局はトロイカの最終報告が完成するとされております月末、EU首脳会議の頃に決定が成されそうです。12月には、22億ユーロの国債償還が予定されており、あまりにも先延ばしになれば融資が間に合わない可能性も浮上してきております。欧州をめぐる不安はなかなか払拭できそうもありません。
ユーロ圏の政策金利も据え置きで発表され、その後のドラギECB総裁の会見では、ECBが断固として国債市場を買い支える姿勢によって市場が安定しているとしているものの、経済活動については今後も脆弱であると予想しているようです。いまだ実施されていないOMT(アウトライトマネタリートランザクション)という国債買い入れプログラムという印籠をちらつかせているだけでは、いずれヘッジファンドは仕掛けてきます。いつでも開始できるように早く条件を整える必要がありそうです。
中国の経済指標として10月のCPI(消費者物価指数)が発表され予想を下回る数値となりましたが、反応は鈍く単純にリスクオフという考え方と、指標悪化に伴う景気刺激策の活発化が行われるという両方の考え方が存在しているようです。現在、党大会が開かれており所得格差是正、所得倍増といった大きな方向性を国民に示し、現在低下している党執行部への求心力を高めようとしたようですが、官僚腐敗が改善されるシステムにないことを知っている国民の反応は至って冷ややかであるようです。
大きなイベントがほとんど終わりつつありますが、金を取り巻く環境は大きく変化しているとはいえず、保ち合いを維持しながらも、いずれ明確な上昇トレンドを復活させるのではないかと思われます。売買方針は変わらず、現時点のレンジ内では軽めに売買をこなしておき、上抜けと同時に買いを増やして行ければと思います。
12日ユーロ圏財務相会合、13日EU財務相理事会、23、24日EU首脳会議
ファンダメンタル
英 BOE英中銀政策金利 前回0.50% 予想0.50% 結果0.50%
英 BOE資産買入規模・億ポンド 前回3,750 予想3,750 結果3,750
ユ ECB政策金利 前回0.75% 予想0.75% 結果0.75%
ユ ドラギECB総裁会見 経済の脆弱さは続くものの、OMTは効果あげている。最近のスペインの安定はECBのおかげ。ギリシャへのECBの対応は今後はもうない
米 9月貿易収支・億ドル 前月-438 予想—450 結果—415
米 新規失業保険申請件数 前週36.3万件 予想36.5万件 結果35.5万件
中 10月CPI 前月+1.9% 予想+1.9% 結果+1.7%
遠藤 豪
金
世界ETF残高 1687.73(8日)1687.73
リースレート -0.12%(8日)-0.12%
CFTC大口投機家 買越 170,222枚(30日時点) 先週 買越 182,043枚
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NY金 1726 +12.00 +0.70%
NYダウ 12811.32 -121.41 -0.95%
ドル円 79.48 -0.50
ユーロドル 1.2746 -0.0025
【東京市場】 2012/11/9
夜間/始値・高値・安値・終値
4,425円 4,439円 4,411円 4,429円
日中/始値・高値・安値
4,439円 4,452円 4,438円
大統領選を挟んで乱高下を繰り返している状況ですが、昨日の夜間取引時間では欧州市場、NY市場の両市場を通して4,410~4,435円までの上下25円という非常に狭いレンジでの推移となっておりましたが、株式市場やユーロの動きなどと比べても、底堅さを感じます。
大統領選が終わり、各市場に対する投資家の見通し・結論が徐々に出始めているものと思われます。盛んにフィスカルクリフ(財政の崖)に対する危機が話題にされており、株式市場が下げ続けておりますが、金価格はそれに影響を受けにくくなってきております。リスクオフというものは、基本的には金にとっては上昇要因であり、下げは一時的に影響するはずです。
近年はインデックスファンドが興隆しており、金市場と原油市場との連動性も大きくなってきております。原油市場も世界的な需要の低下は見られるものの、アメリカ、中国の景況感の底打ちが見られ始めていることや、生産コスト上の問題から80ドル以下では下支えが予想されます。そうなってきますと、現在のもうすでに十分に価格は下がっているとも言えます。
欧州市場では、英国の政策金利は予想通り0.5%に据え置かれ、市場最低水準を維持しておりますが、3750億ポンドの資産買入について総額は据え置かれたものの、そのプログラムをしばらく停止することを決定したようです。この背景には第3四半期のリセッションからの脱却によるものと言われております。しかし、ギリシャ国内では135億ユーロの緊縮財政政策は議会を通り、予算案も通る可能性が高まっておりましたが、EUの当局者は12日のユーロ圏財務相会合では支払いは承認されないことを明らかにしたようで、結局はトロイカの最終報告が完成するとされております月末、EU首脳会議の頃に決定が成されそうです。12月には、22億ユーロの国債償還が予定されており、あまりにも先延ばしになれば融資が間に合わない可能性も浮上してきております。欧州をめぐる不安はなかなか払拭できそうもありません。
ユーロ圏の政策金利も据え置きで発表され、その後のドラギECB総裁の会見では、ECBが断固として国債市場を買い支える姿勢によって市場が安定しているとしているものの、経済活動については今後も脆弱であると予想しているようです。いまだ実施されていないOMT(アウトライトマネタリートランザクション)という国債買い入れプログラムという印籠をちらつかせているだけでは、いずれヘッジファンドは仕掛けてきます。いつでも開始できるように早く条件を整える必要がありそうです。
中国の経済指標として10月のCPI(消費者物価指数)が発表され予想を下回る数値となりましたが、反応は鈍く単純にリスクオフという考え方と、指標悪化に伴う景気刺激策の活発化が行われるという両方の考え方が存在しているようです。現在、党大会が開かれており所得格差是正、所得倍増といった大きな方向性を国民に示し、現在低下している党執行部への求心力を高めようとしたようですが、官僚腐敗が改善されるシステムにないことを知っている国民の反応は至って冷ややかであるようです。
大きなイベントがほとんど終わりつつありますが、金を取り巻く環境は大きく変化しているとはいえず、保ち合いを維持しながらも、いずれ明確な上昇トレンドを復活させるのではないかと思われます。売買方針は変わらず、現時点のレンジ内では軽めに売買をこなしておき、上抜けと同時に買いを増やして行ければと思います。
12日ユーロ圏財務相会合、13日EU財務相理事会、23、24日EU首脳会議
ファンダメンタル
英 BOE英中銀政策金利 前回0.50% 予想0.50% 結果0.50%
英 BOE資産買入規模・億ポンド 前回3,750 予想3,750 結果3,750
ユ ECB政策金利 前回0.75% 予想0.75% 結果0.75%
ユ ドラギECB総裁会見 経済の脆弱さは続くものの、OMTは効果あげている。最近のスペインの安定はECBのおかげ。ギリシャへのECBの対応は今後はもうない
米 9月貿易収支・億ドル 前月-438 予想—450 結果—415
米 新規失業保険申請件数 前週36.3万件 予想36.5万件 結果35.5万件
中 10月CPI 前月+1.9% 予想+1.9% 結果+1.7%
遠藤 豪
金
世界ETF残高 1687.73(8日)1687.73
リースレート -0.12%(8日)-0.12%
CFTC大口投機家 買越 170,222枚(30日時点) 先週 買越 182,043枚
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