2012/10/19
NY金 1724.00 -20.70 -1.19%
NYダウ 13343.51 -205.43 -1.52%
ユーロドル 1.3043 (10:26現在)
ドル円 79.31 (10:26現在)
東京時間 金曜夜間・月曜日中(現在)
寄り付き4,440円
20:15 4,419円 22:05 4,442円 22:40 4,428円 23:45 4,441円
00:55 4,384円 2:30 4,406 9:05 4,387円 10:05 4,409円

先週末の東京市場は週初に4,400円割れ4,390円の安値をつけた後、4,450円前後で閑散とした状況の中、短期的な方向性を模索している展開となっておりました。そんな中、始まった17時からの欧州時間帯には、EU首脳会議での銀行同盟の進展具合、ギリシャへの融資、スペインからの支援要請に対して市場の求める内容が伝わってこないことから軟調な展開となっておりました。4,440円で寄付いたものの、20時過ぎには4,419円まで下げました。ここ最近NY市場が開始されると上昇傾向にあることを見越してか、NY市場開始時には夜間の寄付き4,440円台まで価格を戻しました。

NY市場では、GE、マイクロソフト、マクドナルドなどの決算悪化が失望売りを誘い、開始1時間で100ドル前後下げ、金価格も4,400円から大きく上昇することはできず、10円幅を持ち合っておりました。NYダウが更に下げ足を強める中、金価格も節目となっていた1,730ドルを割り込むとストップロスの売りを巻き込み、1,715ドル近辺まで急落する動きとなりました。リスクオフの動きとなっていながら、円が買われることはなく、むしろドル高となり、先週16日の安値1,730ドル前後を15ドル近く割り込んでいるものの、東京金価格は先週の安値4,390円からわずか、6円下の4,384円程度の下落にとどまりました。

月曜日、東京市場がはじまると、夜間取引からのタイムギャップを受ける投資家からの投げ売り先行から、安寄り後4,387円まで下げたものの、その後は急激に値を戻し、4,400円台を回復しております。

EU首脳会議での内容としましてはEU各国の代表は、それぞれ口を揃えて銀行同盟、ギリシャ、スペインに関して前向きであり、前進もあった様な発言を繰り返しておりますが、実際のところは、ユーロ圏が財政統合の一環として銀行同盟について、銀行監督一元化、ECBの監督下へ置かれるといった法的枠組みの詳細を年内に協議を重ね整備することで基本合意されただけでした。ギリシャ、スペインに関しては、議題になりませんでした。大きな議題はこの銀行同盟の詳細にあります。ドイツは現時点ですでに、いままでの支援によって資本注入を受けた銀行は今後の資本注入の対象外とすることを主張しております。恐らくは12月のEU首脳会議で詳細決定、2013年稼働という訳にはいかないと思われます。よって、今回のEU首脳会議はほとんど実りのない会議であったと考えられます。

それでも、ユーロは6、7、8月の安値圏からは完全に脱しており、経済に対する期待も含め、前向きに推移しているということが伺えます。しかし、ここ数日の動きとしてリスクオフに対する反応がやや違ってきていることが気になります。今までであれば、リスクオフ、株売り、ユーロ売り、円買い、金売りとなっていたものの、円買いのところが、ドル買いに変化しているような感じを受けます。この理由としては、推測でしかありませんが、米国株価がリーマンショック以降の高値を更新している状況にもかかわらず、米国長期債の利回りは最低水準にあり、いまだ2%以下に抑えられております。

つまり、債券市場から株式市場へ資金シフトが行われているわけではなく、米国市場全般へ資金が流れているように考えられます。当然、ツイストオペの影響もあると思われますが、アメリカ市場が信用を取り戻しつつあるとも考えられますし、FRBの強力な景気対策への姿勢への脅威がそうさせているのかもしれません。米国への信用回復は、数少ない金の売り材料ともなります。

さて、今朝方スペインの地方選挙投票が終了し、出口調査では与党が過半数を確保との報道がなされております。やっと、スペインは重い腰を上げて支援要請をするのでしょうか。明日、あさってはFOMCです。ここのところ好調な経済指標の発表が続くアメリカ市場ですが、やっと明るい兆しが見え始めたばかりです。この状況では、前回同様に景気対策に向けての力強い姿勢を引き続き示すのではないかと思われます。

金価格は、ドル高によりNY市場の節目が1,700ドル、東京価格4,350円あたりまで下げてきております。買い方針維持です。この状況で、1,700ドル、4,350円を大きく割りこまなければ問題はないと思われます。

23、24日FOMC、11月6日米大統領選挙、11月8日中国党大会

ファンダメンタル
米 9月中古住宅販売件数(万件) 前月483 予想474 結果475
米 9月中古住宅販売件数(前月比) 前月+8.1% 予想-1.7% 結果-1.7%
 遠藤 豪

世界ETF残高 1686.47(19日)1685.21
リースレート -0.19%(19日)-0.19%

CFTC大口投機家 買越 194,020枚(16日時点) 先週 買越 211,949枚
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