2012/10/15
NY金 1737.60 -22.10 -1.26%
NYダウ 13424.23 +95.38 0.72%
ユーロドル 1.2961 (13:10現在)
ドル円 78.82 (13:10現在)
東京時間 月曜夜間・火曜日中(現在)
寄り付き4,425円
17:00 4,420円 21:10 4,438円 22:15 4,456円 22:50 4,426~4,403
23:30 4,390円 1:15 4,400~4,415円 2:15~13:15 4,406~4,417円

昨日月曜日は3週間ぶりの安値を付け4,400円を割り込むかの下げを演じましたが、東京市場から欧州市場にかけてじわじわと上昇し、NY開始までは本日の高値4,438円まで買われる事となりました。NY市場が始まり、経済指標が強弱ミックスで発表されるとユーロ買いは一巡し、22時前後にギリシャ財務相からEUサミットで融資の合意を得る事が難しいとの発言により、ユーロ急落、金価格も急落となりました。その割に、ドル円は円高に振れることはなく、東京金価格はドル建てほど下げることとはなりませんでした。本日の安値4,390円と4,400円を割り込みましたが、すぐさま10ドル近く切り返したドル建て金と同様に4,400円台を回復しております。

18日のEU首脳会議までは、ギリシャへの融資に関する公式発表がなく欧州情勢がはっきりとしない中、はっきりとしない金融商品の動きが続いております。ギリシャとIMFは距離を縮めることができていない状況が聞こえており、市場参加者はやや不安を抱えた状況にあると思われます。とはいえ、欧州委員会やドイツからはギリシャを援護する姿勢を示されており、昨晩のギリシャの10年債利回りは今年3月の債務再編でつけた最低利回りを超えて低下しており、市場はギリシャ支援を信じているようです。

米国市場では、9月の小売売上高が予想を上回る改善を示したものの、ニューヨーク連銀製造業景況指数は先月からの改善こそしましたが3ヶ月連続マイナスの数値となり、リクスオン一色というわけには行きませんでした。米国の決算が本格化してきており、シティの利益増が好感されました。債券市場、株式市場共に確りであったようです。

このように、欧米の経済環境はどちらかと言えばリスクオン気味の環境であったにもかかわらず、商品市場が全面安となった要因としましては、中国の銀行貸出が予想以下であったことで中国の景気対策の不透明感が台頭しリスクオフで売られたと言われております。しかし、これはきっかけに過ぎず、最近の下げ基調の継続によるテクニカル的な要因が大きく影響したのではないかと思います。NY金の場合はそれに加えギリシャ財務相の発言があり、節目と考えられていた1,750ドル、そして昨晩は9月の安値1,738ドルを下抜けたことにより投げ売りが加速したことが主な下落の原因ではないかと思われます。

NY市場は取組がほとんど減少することの無いまま、1,760~1,780ドル近辺をここ1ヶ月間推移してきたため、現時点では少し値を下げると手仕舞い売りが出やすく下げ幅を広げてしまう状況が現れているのではないかと考えております。NY以上に東京金の取組はすでに減少しておりNYほどその影響は低いと考えられまます。また、円安ドル高も手伝って東京市場は9月の安値までは下げていない状況です。現時点の価格は買い方の勝ち負けの節目と考えられます。ここより下では、無理をせず撤退、もしくは次の買い場面まで待ちとしたいと思います。

18、19日EU首脳会議、11月6日米大統領選挙、

ファンダメンタル
米国 10月NY連銀製造業景況指数 前月-10.41 予想-4.00 結果-6.16
米国 9月小売売上高 前月+1.2% 予想+0.8% 結果+1.1%
米国 9月小売売上高(除自動車) 前月+1.0% 予想+0.6% 結果+1.1%
リッチモンド連銀総裁講演 QEについてインフレ高進の恐れ、成長効果は限定的
セントルイス連銀総裁講演 来年の成長率は3.5%へ上昇、失業率7%へ低下見通し
サンフランシスコ連銀総裁講演 QEは失業率の大幅低下、成長加速まで続けるべき

遠藤 豪


世界ETF残高 1684.75(15日)1690.99
リースレート -0.19%(15日)-0.20%

CFTC大口投機家 買越 211,949枚(9日時点) 先週 買越 208,326枚
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