2012/10/4
NY金 1796.50 +16.70 0.94%
NYダウ 13575.36 +80.75 0.60%
ユーロドル 1.3018 (11:01現在)
ドル円 78.50 (11:01現在)
東京時間 木曜夜間・金曜日中(現在)
寄り付き4,530円
17:50-4,519円 21:25-4,550円21:45-4,515円
23:05-4,542円 1:05 4,521円 10:55-4,549円

昨日は、東京時間日中に4,500円台、ドル建て1,780ドル台を超えた流れを引き継ぎ、ロンドン時間が始まりました。先月19日につけた半年ぶりの高値4,540円を上回る4,550円まで、非常に堅実な上昇トレンドを形成しているように感じられました。

もちろんその背景には、ECBの政策金利が大方の予想通り0.75%と低金利策を維持していることや、スペインの中銀総裁が支援条件を果たせる内容を示したこと、そのスペイン国債についての損失補償プログラムをユーロ圏が兼としているとの報道に大きく値を上げてゆくユーロの影響がありました。

日本時間21:30には、ドラギECB総裁の会見が始まり、スペインなどの重債務国の国債購入計画はすでに整っているとして市場に対してユーロ圏を支える強い姿勢を示したことが、更にユーロの上昇に弾みをつけることとなりました。同時刻には、米国の新規失業保険申請件数が予想を上回る結果となり、ユーロ買いが強い中、ドルは円に対しても売られることとなり、金現物価格の下落も同時に起こったことから推測すると、米経済指標の好調をQE否定の材料とする向きからの売り注文が出たと考えられます。

その後も、ユーロは買われ続け、ドルは売られ続けました。そのため、ドル建て金価格は上昇していたものの、東京市場での価格は伸び悩んだということです。そして、深夜3時には量的緩和第3弾を発表した前回のFOMCでの議事録の公表がありました。明けて東京市場日中が始まり、4,449円と昨晩の高値まであと1円というところまで上昇した後、昨晩の主要取引価格帯である4,520円台へ下げて来ております。

朝方発表されたFOMCの議事録では、雇用とインフレについて具体的な数値目標なり何なりを設定することに合意していたようです。このことは、市場参加者にとってむやみな投機的売買を抑制する効果もあり、安定的な市場環境が想定されますし、金融政策に透明性をもたせる効果が考えられます。2013年あたりから2015年にかけて米国の経済成長は加速すると考えているようで、またその場合においてのインフレリスクについても管理が可能であることも同時に示したようです。

本日9時には米国の緩和策に強く反対姿勢を示しているブラード・セントルイス連銀総裁の講演があり、ここでは、改めて現在の緩和策に対して反対、疑問を示す内容となりました。ブラード総裁は現在投票権を持っておりませんが、来年2013年はメンバー入りとなります。波乱が起こるかもしれません。

ファンダメンタルはユーロ圏の債務不安が小康状態のうちは、大きな下落は考えにくく、今後も強い相場展開が予想されます。テクニカル的には、本日で、相対力指数が70を超えたこと、先月の高値4,540円を超えたことで、利食い売り先行による上値を抑える動きは予想されますが、下げたとしても買い方の売買の回転がよく効いていますので非常に強い買い人気によって下支えされると思われます。4,450円までを想定しての売買となりそうです。

今晩は、米国政府雇用統計が発表されます。非農業部門予想雇用者数11万~12万人増加、失業率8.1~8.2%といったところです。下振れがあったとしても買い相場です。根幹要因に変化はありません。

10月8日ユーロ圏財務相会合、ESM稼働? 9日財務相理事会、18、19日EU首脳会議

ファンダメンタル
豪 8月小売売上高 前月-0.8%予想+0.4% 結果+0.2%
英 中央銀行政策金利 0.50%(据え置き)
英 中央銀行資産買い入れ枠 3750億ポンド(据え置き)
EU ECB政策金利 0.75%(据え置き)
米 新規失業保険申請件数 先週36.3万人 予想37.0 結果36.7
遠藤 豪

世界ETF残高 16981.88s(4日)1671.77
リースレート -0.19%(4日)-0.20%

CFTC大口投機家 買越 203,896枚(25日時点) 先週 買越 191,115枚
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