2012/9/26
NY金 1750.70 -13.20 -0.75%
NYダウ 13413.51 -44.04 -0.33%
ユーロドル 1.2877 (11:44現在)
ドル円 77.67 (11:44現在)
東京時間 水曜夜間・木曜日中(現在)
4,419円~4,410円~4,424円~3,468円~4,394円~4,363円~4,402円~4,391円

欧州時間は3日連続4,400円台前半での持ち合いとなり、ドイツのCPIが発表されるも予想通りの内容で特に材料となることはなく東京夜間取引は開始以来4,410円を安値に高値4,424円との14円の非常に狭いレンジでの推移となっておりました。

突然動きました。ドル円では30銭程度円安に振れただけでしたが、NY金は節目となっていた1,750ドルを割り込んだことでストップロスが誘発され1,739ドルまで一気に急落となり、東京金価格は4,400円台を割り込みました。瞬間的に4,369円までの急落となりましたが、この急変の理由が日銀の佐藤審議委員がインタビューでの追加緩和・外債購入の可能性を語ったというだけのことであったことから、ドル円が落ち着くと金価格も落ち着き4,400円台を回復するには至らないものの4,380円台を中心とした推移となりました。米新築住宅販売件数は、予想を下回る数値ではあったもののほぼ予想通りで、相場を動かす材料とはなりませんでした。

しかし、NY市場開始で原油を始めとする商品全般が売り先行で急落すると、金も同様に売られ1,736ドル、4,463円まで売られることとなりましたが、手仕舞い売りが一巡するとユーロ圏も落ち着いている状況からじわじわと値を戻し、東京時間現在では4,400円台に乗りかかっております。

今晩の欧州ではギリシャの問題はいまだトロイカ待ちで、状況に変化はありません。もう一つの問題国スペインでは、再び長期債金利は6%を超えて参りました。ラホイ首相も債券利回りが高止まりするようであれば支援を要請すると語っておりますが、現時点では時期尚早との判断をしているとのことで、催促相場になる可能性もあると考えられます。

今晩はスペインの予算案、明日は銀行ストレステストの公表があります。この場面で市場の不安が高まってしまうと、このあとのギリシャ関連も相当切羽詰まった状況が予想されます。最近再び高まりつつあるドイツを中心とした重債務国への厳しい条件は、このあとの危機(ギリシャデフォルト)から自らを守るために始まっているとも考えられます。以前はあれほどまでに、重債務国を擁護しドイツ批判をしてきたフランスも大人しいです。イギリスも大人しいです。アメリカ大統領選がありますので、11月までは大きな変動はないと思われますが、その後は非常に危険な匂いがします。

テクニカル的には、NY1750ドル、東京4,400円という節目を下抜け、今までの支持線が上値抵抗として働いてきます。すぐさま買い玉を増やすようなことは少し控え、『調整安がおわったのか』、『まだ安値はあるのか』を、もう少し状況を見極めてからの出動をお勧めいたします。

28日スペインの銀行ストレステスト
10月8日ユーロ圏財務相会合、ESM稼働? 9日財務相理事会、18、19日EU首脳会議

ファンダメンタル 
ドイツ 9月消費者物価指数 前月+2.1% 予想+2.0% 結果+2.0%
米国  8月新築住宅販売件数 前月37.4万件 予想38.0万件 結果37.3万件
シカゴ連銀総裁講演 日本の失われた10年を引き合いに出し、多少のリスクを覚悟の上で積極的に金融緩和を行うべき
遠藤 豪

世界ETF残高 1664.12(26日)1674.46
リースレート -0.25%(26日)-0.25%

CFTC大口投機家 買越 191,115枚(18日時点) 先週 買越 182,016枚
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