2012/9/21
NY金 1775.60  +7.80 0.44%
NYダウ 13579.47 -17.46 -0.13%
ユーロドル 1.2942 (11:19現在)
ドル円     78.06 (11:19現在)

東京時間 木曜夜間・金曜日中(現在)
4,470円~4,480円~4,508円~4,460円~4,480円~4,421円

ロンドン時間では、スペインとEU当局がECBによる国債購入を検討しているというニュースでユーロが買われる場面がありましたが東京金価格は日中の東京時間とほぼ変わらず4,470円前後の値動きとなっておりました。噂は噂であって、再びユーロは売られることとなりました。その後、スペインの副首相が、献金凍結報道を否定したために、今度はユーロが再び上昇する中、同様に金価格も上昇となり東京金は4500円台を超えることとなりました。しかし、トロイカ調査団のギリシャの査察報告が米大統領選挙前後に延期される可能性の報道をきっかけにユーロは大きく値を崩すこととなり、金価格も再び4,470円前後の推移へ戻りました。期待で上昇した分は、不安で下落したといった動きでした。

先日ドイツでも認められたESM(欧州安定化メカニズム)ですが、いまだスペイン政府からの支援要請は出ておらず、特に出番のない状況です。しかし、スペインの内情は地方自治体の更なる財政悪化も聞こえてきております。そんな中、今週末には銀行セクターのストレステストの発表が予定されております。大きな動きのきっかけとなるのでしょうか。

先々週、先週とドイツの協力的な姿勢が見えたことから、スペインの長期債利回りはおちついておりますし、ギリシャの長期債利回りも半年ぶりに20%を下回ってきております。しかし、実質的な支援についてはこれといった決定はありません。実際に支援が行われているわけではないにもかかわらず、危機感が遠のいていると言う事は、市場参加者はギリシャでは予定通り追完の財政緊縮策順守への道筋が立てられ、支援が成されると考えているはずです。また、スペインも銀行関係では今年6月に決まったユーロ圏の優先返済権を放棄したあのEUからの1000億ユーロの融資で賄えるとしておりますし、もし不足になったとしてもその時は政府がユーロ圏救済基金への支援を要請する事となると踏んでいるようです。

しかしながら、ギリシャは相変わらず緊縮問題で国内はまとまっておらず、スペインもギリギリまで支援要請はしない気配です。とにかく期待が先行している相場環境なので、裏切られないように延期、延期でごまかしている感も否めません。しかし、相場がしっかりしている以上、まだ信頼されているというところでしょうか。

明日25日にはドラギECB総裁とメルケル独首相が会談を行う事となっております。ドラギ総裁はその後も、ドイツ同様に重債務国支援に対して厳しい考え方を持っているフィンランドやオランダの財務相とも会談が予定されております。今週も欧州が台風の目と言えそうです。要注意です。

東京金ですが、8月28日4,200円辺りの13万枚の取組からその後の上昇で一時は15万枚以上まで取組は増え人気化したものの、先週末の4,500円台への急騰急落をうけて、相当量の取組が整理され内部要因は非常に上げやすい展開となっていると考えられます。相対力指数も80から60台まで低下しております。しかし、やや気にかかる要因としまして、NY市場が結構な過熱感を維持しており、いつでも50ドル程度の調整の可能性を孕んでいると言う事が挙げられます。しかし、上昇トレンドは不変であると思われます。買い相場です。

28日スペインの銀行ストレステスト
来月8日ユーロ圏財務相会合、ESM稼働? 9日財務相理事会、18、19日EU首脳会議

ファンダメンタル 
ミネアポリス連銀総裁 失業率5.5%以下まではゼロ金利政策継続 利上げの必要性からの転換
クリーブランド連銀総裁 ゼロ金利政策2015年半ばまで正当性高い 景気刺激策必要
セントルイス連銀総裁 2012年は住宅改善されている、QE2は効果的だったが、労働市場の構造変化のため、失業率を基準とする事は有効ではない バブルとは違う成長路線を歩んでいる
遠藤 豪

世界ETF残高 1649.68(21日)1649.68
リースレート -0.22%(21日)-0.22%

CFTC大口投機家 買越 191,115枚(18日時点) 先週 買越 182,016枚
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