2012/9/20
NY金   1767.80 -1.50  -0.08%
NYダウ 13597.16 +19.20 0.14%
ユーロドル  1.2980 (12:39現在)
ドル円 78.28 (12:39現在)

東京時間 木曜夜間・金曜日中(現在)
4,448円~4,426円~4,450円~4,428円~4,471円~4,478円

東京市場は、夜間取引開始からも前日高値からの修正安局面が続きましたが、修正は日中にほぼ出尽くしといった状況であり、早い段階で4,426円の安値をつけるとNY開始までは概ね4,440~4,450円の推移となっておりました。NY市場が始まる直前に再び4,428円まで下げる動きとなりましたが、米フィラデルフィア連銀製造景況指数が、予想を大きく上回る改善となり、ドル買い、株買い、金買いと一気にリスクオンの流れに転じ、昨晩の高値圏4,470円台まで値を伸ばすこととなりました。明けて東京市場では、円高介入警戒や株高もあり、やや円安も影響しながらドル建て金は昨晩の価格帯1,770ドル台まで回復してきております。

欧州市場はギリシャ・スペインの方向性が曖昧な状況であり、いまだ安心のできない状況にあり目が離せません。これまでの大幅なユーロ上昇により売り込み型であった内部要因もかなり改善されたと考えられ、ユーロ安への修正局面が始まっていると思われます。再び、ギリシャ・スペイン情勢の悪化で売られてゆくのか、ECBの下支えが効果を発揮するのか、見極めが重要な局面です。金価格も大きく影響を受ける可能性があります。

現在ギリシャで問題とされております115億ユーロの緊縮策については、連立政権内で合意できない様子であり、逆にトロイカ調査団(EU、ECB、IMF)に対して批判的な態度を示しております。まるで戦後の日本の様な、敗戦国の様な扱いにも見えます。どちらが良い悪いではなく、どう解決してゆくことがお互いにとって最も良いのか。ギリシャが開き直っている限り、どこかでデフォルトという道が開かれてしまいます。

スペインは10年債入札を無事終える事が出来、ほっとしている状況であると思われますが、来週末には銀行の監査結果(ストレステスト)の発表があります。いつでも利回りは跳ね上がる状況にあると思われます。悪い状況になってから、スペイン政府は支援を要請することになるのでしょうか。なるべく自由な国家運営を行いたい、ギリシャのように厳しい条件を突き付けられたくないという気持ちは十分にわかりますが、金融というものは、信用が無くなったらおしまいです。一手先の対処が必要だと思われます。

欲を言えばもう少し安値の欲しい調整安でしたが、案の定押し目は簡単に買われてしまいました。過熱感は修正されつつあります。押し目を買って行かれることをお勧めいたします。

28日スペインの銀行ストレステスト
来月8日ユーロ圏財務相会合、ESM稼働? 9日財務相理事会、18、19日EU首脳会議

ファンダメンタル 
米 週間新規失業保険申請件数 先週38.5万件 予想37.5万件 結果38.2万件
  9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数 前月-7.1 予想-4.5 結果-1.9
  8月景気先行指標総合指数(前月比) 前月+0.5% 予想-0.1% 結果-0.1%
遠藤 豪

世界ETF残高 1649.68(20日)1645.37
リースレート -0.22%(20日)-0.21%

CFTC大口投機家 買越 182,016枚(11日時点) 先週 買越 170,464枚
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