2012/9/11
NY金 1732.30 +3.10 0.18%
NYダウ 13323.36 +69.07 0.52%
ユーロドル 1.2859 (11:30現在)
ドル円 77.88 (11:30現在)
東京時間 火曜夜間・水曜日中(現在)
4,365円~4,367円~4,350円~4,365円~4,341円~4,357円
昨晩の欧米市場は、大きなイベントを前にして、またこれといった経済指標の発表もなく、昨日同様に比較的小さな値動きに終始しておりました。現時点では高値4,367円、安値4,341円といったところです。
まずは今晩、ドイツ憲法裁判所でユーロ圏救済基金であるESM(欧州安定化メカニズム)に対して、そしてユーロ圏の財政規律条約がドイツ憲法に違反していないかどうかの審議が行われることになっております。また、ECBが無制限の国債買い支えの計画を示したことで、今まで以上に念入りに審議される必要性からこの違憲審査の延期が求められておりましたが、裁判所はそれを跳ね除けたようです。
多くの予想では、ドイツはこのESMに対して同意し批准されると考えられておりますが、問題はその制限・条件がどの程度のものとなるかであり、ギリシャはもちろんのこと、ポルトガル、スペインとこの3か国が乗り切れるものとなるのかどうかという判断となると思われます。当然、そのハードルが低いものであれば、ユーロ上昇、金上昇と言う事になるでしょうし、またその逆もしかりです。
実際のところ、EU憲法には各国の憲法より優先されることが規定されており、ドイツ封じ込めを目論むならば、強行することも可能であると思われます。しかし、ユーロ圏の基金において27%の出資を行っているドイツに頼らざるを得ない事情もあり、状況は複雑です。こうなってくると、ギリシャやポルトガルではなくドイツが開き直ってしまい、ドイツのユーロ圏脱退という話も出てくるわけです。そうなれば、最悪はユーロ解体と言う事にもつながるため、それを避けたいフランスやイタリアはドイツに譲歩せざるを得ないとも考えられます。
デアシュピーゲル紙(欧州最大のニュース週刊誌)では、国民投票になる可能性も示唆しているようです。今回の件を簡単にドイツが承認することになると、財政主権がEUに牛耳られてしまう事に政府は大きな危機感を感じている為、あくまで国民主権であり、国民に選ばれたドイツ憲法裁判所判事の結論は重要と考えられます。
明日会見が開かれる予定のアメリカ金融政策についても、追加の量的緩和期待が膨らんでいることに変わりはありませんが、現在の低金利政策を2014年の遅くまでというものから、2015年まで延長するとの考え方が主流となっており、景気刺激策に市場が寄りかかっている状況です。期待が非常に強い為、金融市場は大きく下支えられている状況です。しかしながら、ふたを開けてみない事にはどういう内容が発表されるのかわかりません。
大きなイベント前には、売買は少なめにしておくことをお勧めいたします。判断が決まれば、追いかけて行けば良いと思います。
遠藤 豪
金
世界ETF残高 1630.43(11日)1629.71
リースレート -0.12%(11日)-0.12%
CFTC大口投機家 買越 170,464枚(4日時点) 先週 買越 158,491枚
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昨晩の欧米市場は、大きなイベントを前にして、またこれといった経済指標の発表もなく、昨日同様に比較的小さな値動きに終始しておりました。現時点では高値4,367円、安値4,341円といったところです。
まずは今晩、ドイツ憲法裁判所でユーロ圏救済基金であるESM(欧州安定化メカニズム)に対して、そしてユーロ圏の財政規律条約がドイツ憲法に違反していないかどうかの審議が行われることになっております。また、ECBが無制限の国債買い支えの計画を示したことで、今まで以上に念入りに審議される必要性からこの違憲審査の延期が求められておりましたが、裁判所はそれを跳ね除けたようです。
多くの予想では、ドイツはこのESMに対して同意し批准されると考えられておりますが、問題はその制限・条件がどの程度のものとなるかであり、ギリシャはもちろんのこと、ポルトガル、スペインとこの3か国が乗り切れるものとなるのかどうかという判断となると思われます。当然、そのハードルが低いものであれば、ユーロ上昇、金上昇と言う事になるでしょうし、またその逆もしかりです。
実際のところ、EU憲法には各国の憲法より優先されることが規定されており、ドイツ封じ込めを目論むならば、強行することも可能であると思われます。しかし、ユーロ圏の基金において27%の出資を行っているドイツに頼らざるを得ない事情もあり、状況は複雑です。こうなってくると、ギリシャやポルトガルではなくドイツが開き直ってしまい、ドイツのユーロ圏脱退という話も出てくるわけです。そうなれば、最悪はユーロ解体と言う事にもつながるため、それを避けたいフランスやイタリアはドイツに譲歩せざるを得ないとも考えられます。
デアシュピーゲル紙(欧州最大のニュース週刊誌)では、国民投票になる可能性も示唆しているようです。今回の件を簡単にドイツが承認することになると、財政主権がEUに牛耳られてしまう事に政府は大きな危機感を感じている為、あくまで国民主権であり、国民に選ばれたドイツ憲法裁判所判事の結論は重要と考えられます。
明日会見が開かれる予定のアメリカ金融政策についても、追加の量的緩和期待が膨らんでいることに変わりはありませんが、現在の低金利政策を2014年の遅くまでというものから、2015年まで延長するとの考え方が主流となっており、景気刺激策に市場が寄りかかっている状況です。期待が非常に強い為、金融市場は大きく下支えられている状況です。しかしながら、ふたを開けてみない事にはどういう内容が発表されるのかわかりません。
大きなイベント前には、売買は少なめにしておくことをお勧めいたします。判断が決まれば、追いかけて行けば良いと思います。
遠藤 豪
金
世界ETF残高 1630.43(11日)1629.71
リースレート -0.12%(11日)-0.12%
CFTC大口投機家 買越 170,464枚(4日時点) 先週 買越 158,491枚
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