2012/9/10
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NYダウ 13254.29 -52.35 -0.39%
ユーロドル 1.2761 (15:09現在)
ドル円 78.21 (15:09現在)

東京時間 月曜夜間・火曜日中(現在)
4,374円~4,381円~4,359円~4,374円~4,369円~4,357円

先週末の意外な雇用統計結果から、今週12、13日と開かれるFOMCにおいてQE3(量的緩和第3弾)が行われるといった思惑が強まり、東京価格で4,390円、ドル建て価格1,741ドルの高値をつけました。

12日のドイツ連邦裁判所におけるESM(ユーロ圏救済支援機構)の違憲審査、13日の日本時間深夜1時30分に発表されるFOMC(米連邦公開市場委員会)による政策金利発表、同日深夜3時から始まる金融政策発表、バーナンキ氏の会見、14日のユーロ圏財務相会合において今後の重債務国の行方、特にギリシャの次回支援の成否について詳細が発表される予定です。

このようなイベントからしますと、昨晩と、今晩は欧米市場では目立った材料はなく、動きも非常に小さくなりがちです。ギリシャ国内では、支援条件を満たすための緊縮財政を目指す歳出削減策において連立政権でいまだ合意に至っていないようです。

昨日発表の日本の貿易収支は欧米の悪化に伴いマイナスとなりましたが、相当量の外債資産を持つ日本には大きな所得収支があるため、経常収支は予想を大きく上回る数値となりました。8月の中国の貿易収支は予想を大きく上回る結果となりましたが、輸入がマイナスとなり、景気減速を印象づける結果となりました。

いまだに、ギリシャは開き直っているようで、もしかすると本当にデフォルトが起こりうるかもしれません。しかし、この可能性は1年前から十分に考えられた状況であり、そのための準備は行われてきたのではないかと思われ、アメリカ辺りはこれを望んでいるのかもしれません。

追加QEの有無といった、金にとっては最大の材料となるイベントが近づいております。QE2以下の金額5000億ドル程度のものなのか。それとも、それを大きく上回るものなのか。昨日も書かせて頂きましたが、いくら追加QEが決定したとしましても、決まる前から期待で大きく上昇している金市場にとっては、その金額次第では材料不足となる可能性もあり、発表されるや否や急落ということも想定されます。

追加QEを正当化し、実施したいとみられるバーナンキ議長ですが、最近は各連銀総裁との連携もそれほどうまくいっていない状況が伝えられております。リーマンショック後行われてきた、莫大な量的緩和策が失敗に終われば、学者として長年の研究対象でもあり、持論であるマネタリズムを否定される事ともなり、グリーンスパン元FRB議長と同様にその罪過の汚名を残す可能性もあると思われます。本当に瀬戸際にあると思われ、どのような結論となるのか予測は難しい場面でしょう。


ファンダメンタル

日本 Q2DGP 前期比 前回+0.3% 予想+0.3% 結果+0.2%
   Q2DGP 前期比 前回+0.3% 予想+0.3% 結果+0.2%
   7月国際収支 経常収支 前回+4333億円 予想+4856億円 結果+6254億円
   7月国際収支 貿易収支 前回+1120億円 予想-4395億円 結果-3736億円
中国 8月貿易収支 前回+251.1億ドル 予想+195.0億ドル 結果+266.6億ドル

遠藤 豪

世界ETF残高 1629.71(10日)1629.24
リースレート -0.12%(10日)-0.12%

CFTC大口投機家 買越 170,464枚(4日時点) 先週 買越 158,491枚