2012/9/3
NY金  休場
NYダウ 休場
ユーロドル  1.2618 (11:31現在)
ドル円 78.39 (11:31現在)
4,266円~4,257円~4,275円~4,286円

「ドイツは、財政規律遵守に厳しすぎる」
これは、ギリシャ、ポルトガル、スペイン、イタリアなどの重債務国連合と、最近自国の経済状況悪化にも焦りを感じているとみられるECB総裁ドラギ氏の共通する思いでしょう。重債務国はもちろん、ECB総裁であるドラギ氏が何と言おうとも、最終的にはドイツに頼らざるを得ないユーロ圏なのです。重債務国は、自国財政破たんによる経済悪化がドイツを苦しめる可能性を盾にとり、なかば居直り強盗のような態度です。私にとってドイツに肩入れするいわれは何もありませんが、やはり大きな矛盾を感じざるを得ません。そもそもなぜ、ECB総裁が重債務国の一角を占めるイタリアの人なのか?お金を借りたい人が、お金を貸す機関の長をしていては・・・。

米国市場はレイバーデイで夏休み最終日となり、金融関係もすべて休場でした。

欧州では、バイトマン独連銀総裁がECBの主張する重債務国の国債買い入れに対して強烈に反対姿勢を示していることへ、ショイブレ独財務相、メルケル独首相に続き、レスラー独経済技術相、アスムセンECB理事(元独財務次官)まで支持する姿勢を見せております。また、オランダ連銀総裁も「ECBの国債購入については厳格な経済改革条件が必要」と国債購入反対に対する援護射撃を行っております。どうやら、12日にドイツで行われるとされておりますユーロ圏救済基金・ESMの直接国債購入についての違憲審査は黒と出そうな雲行きです。


東京金市場は、米国市場が休場で要人発言、重要経済指標はありませんでした。そんな中、金市場にとって唯一材料となったものがユーロの値動きであり、特にドラギ総裁が非公式会合で欧州議会議員に対して「ECBは年限3年までの国債(3年債まで)購入は、政府によるファイナンスにはならない」と発言したことで、明後日のECB理事会で国債購入についての詳細が述べられるとの期待からユーロが50pipsほど買われることとなり、ドル建てで4ドルほど、東京で11円の上昇となり、昨日の高値4,272円を上抜けると、現在更にユーロ買い優勢のなか、4,300円を試す展開となっております。

本日13:30には豪中銀、6日夜はBOE(英中央銀行)の金融政策発表、ECBドラギ総裁の講演、週末7日の米雇用統計と続きます。来週も更に大きなイベントが控えております。相場は荒れそうです。押し目買い推奨ですが、もう少し掴みやすい状況が来るまで待つのも良いかとも思います。しかし、相場の鉄則からすれば、買い難いところが買い、売り難いところが売りと言います。買い場面なのでしょうか。

遠藤 豪


世界ETF残高 1622.13(3日)1622.15
リースレート -0.09%(3日)-0.10%

CFTC大口投機家 買越 158,491枚(28日時点) 先週 買越 130,684枚
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