2012/8/28
NY金 1667.40  -5.90  -0.35% 1673.30
NYダウ 13102.99 -21.68  -0.17% 13124.67
ユーロドル(11:21現在) 1.2556  +0.0072 0.58% 1.2484 (前日15:30)
ドル円 78.56 (11:21現在)
欧州では、ファンロンバイEU大統領がスペインのラホイ首相との会談にて、EUがスペインに対してすぐにでも支援する用意はあるとしながらも、現在の1000億ユーロ規模の銀行支援枠がある以上、現段階では十分であるとの認識を示しました。また、スペインはECBによる国債買取りの有無をみて、今後の支援要請を決めるとのことでした。特には内容の無い会談であったと思われます。

こういった材料以上に、昨晩のユーロ上昇は、スペイン債(3カ月物)とイタリア債(2年物)の入札があり、利回りは前回を大きく下回る好調となったことから、市場参会者のセンチメント(感傷)が回復しつつあるとの判断によるものと考えられます。

ユーロの上昇もありますが、やはり現在の金価格にとっての最大の注目はアメリカのQE(量的緩和)です。今週末のジャクソンホールでのバーナンキ議長の発言にて、QE第2弾の実施を示唆した2010年の再来となることを期待した買い手が非常に多い事で、価格が持ち上がっているものと思われます。

各連銀総裁の最近の発言内容からは、どう割り引いてもQEはなさそうに思われますが、FOMC委員の決定する事であり、投票権のある彼らは一部を除き、いまだ曖昧な姿勢しか表明しておりません。

経済原則に基づくのであれば、米国の長期債利回りは大きく低下した状態が続いており、十分な資金の流動性が供給されているものと思われ、今後は金融政策によって景気回復を目論むよりも、財政政策による改善を目指すべきだと思われます。

しかし、現在は大統領選大詰めであり、ここ半年程度は新たな財政政策が打ち出されることはないと考えられ、また来年1月に訪れる「財政の崖」において相当深刻な状況が予想されており、このようなものを下支えするためのタイミングとしては、来月のFOMCが最後の追加緩和実施の機会であるとも考えられます。

金融緩和の期間延長のみでお茶を濁すのでしょうか。それとも先手を打って、追加緩和を行うのでしょうか。また、少額の追加緩和を行うという方法もあります。どう転んでもおかしくはありません。

内容が前もって掴めていれば良いですが、大きなイベントの前は、極力建玉は少なめにしておくことをお勧めいたします。

いまだ、過熱感は強いです。もう少し調整が欲しいところです。

遠藤 豪


世界ETF残高 1621.09(28日)1615. 38
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