2012/8/28
NY金 1673.30 +2.60 0.16% 1670.70
NYダウ 13124.67 -33.30 -0.25% 13157.97
ユーロドル(14:41現在) 1.2494 -0.0004 -0.03% 1.2498 (前日15:30)
ドル円 78.54 (14:41現在)
バイトマン独連銀総裁は、昨日もECBの国債買い入れに対して、各国の議会において決めるべき内容であり、現在検討されているとされる国債買い入れの利回り目標制度については慎重に取り扱うべき問題であると釘を刺しました。
あれほどECBの国債買い入れの形態を支持するかのような発言を行っていたメルケル独首相ですが、テレビでのインタビューではドイツ連銀総裁の支持を明らかにしたようです。しかし、一方ではEUの新条約を策定するための議会の設立を求めるなど、単にユーロ圏に対して負担を大きくすることを拒否しているだけではないようです。
基本路線は、やはり、以前の財政規律の強化、出来れば税制、社会保障制度を含めた財政統合を目指しており、放蕩息子にはもう手を差し伸べることはしないという考え方であるようです。
しかし、財政統合は本当に難しい課題です。各国それぞれ特徴が違い、産業が違い、外貨獲得の手段が違い、輸出競争力も大きく異なります。ユーロ圏全体が好景気であるうちは、通貨統合のデメリットは隠れ、好循環となりますが、現在の様な不景気となれば、たちまちユーロ発足時からの欠陥が難題として持ち上がってきます。
私は、ギリシャは切り捨てられるのではないかと考えております。場合によってはポルトガルもその可能性があると考えております。その理由としましては、問題解決の軸足がスペイン、イタリアに移っていると思われるためです。このユーロ圏の問題は上記しましたように発足当初からの欠陥をもとにした難題であり、好況時ならまだしも、現状で解決することはほぼ不可能であると思われます。また、リーマンショック以降、考えられていた以上に、スペイン、イタリアの状況が芳しくなく、ユーロ圏においてはドイツ、フランスに次ぐ3番手、4番手の大国がデフォルトというわけにはいきません。この2国のデフォルト回避のためにはあらゆる手段を講じると思われますが、ドイツとの駆け引き次第でしょうが、かなり厳しい選択が迫られる場面が出てくると思われ、そのしわ寄せがギリシャやポルトガルに向けられることになるのではないかと考えております。
大きな注目が集まる来月のFOMC(米連邦準備理事会)における、QEの有無について連銀総裁の発言に右往左往している市場です。昨晩は相変わらず、ハト派のシカゴ連銀総裁は、失業率の低下が明確になるまでQEを続けるべきであるとQE推進の発言をしました。また、今年のFOMCの委員であり中立派として通っているクリーブランド連銀総裁は、今まで『回復が失速した場合、追加緩和の必要がある』として、QE容認の考えを示しておりましたが、此度の講演では『更なる追加阻止には、利益と限界が伴う』として、追加QEのリスクについても言及し、更なる分析の必要性を説いたようです。メディアによって、どちらかに偏った報道のされ方がされておりますが、実のところは、はっきりとしていないと言う事でしょう。
現時点で明確な姿勢を示しているのは、リッチモンド連銀総裁の反対とサンフランシスコ連銀総裁の賛成ですが、その他のFOMC委員のこれまでの発言をさかのぼってみますと、6対4くらいの感じで追加QEは見送られそうな感じを受けます。現在のFOMC委員ではありませんが、12名の連銀総裁全体では反対派が多いようです。
90ドル近く連騰した金相場ですが、さすがに調整が入っております。当然と言えば当然ですが、テクニカル的には4,150円前後までの調整が欲しいところです。その後は、参加者の過熱感の鎮静化具合を取り組みなどから、押し目の深さを探ってみたいと思います。基本的には買い参入場面を待ちたいと考えております。
遠藤 豪
金
世界ETF残高 1615.38(27日)1615. 38
リースレート -0.09%(24日)-0.11%
CFTC大口投機家 買越 130,684枚(21日時点) 先週 買越 114,304枚
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NY金 1673.30 +2.60 0.16% 1670.70
NYダウ 13124.67 -33.30 -0.25% 13157.97
ユーロドル(14:41現在) 1.2494 -0.0004 -0.03% 1.2498 (前日15:30)
ドル円 78.54 (14:41現在)
バイトマン独連銀総裁は、昨日もECBの国債買い入れに対して、各国の議会において決めるべき内容であり、現在検討されているとされる国債買い入れの利回り目標制度については慎重に取り扱うべき問題であると釘を刺しました。
あれほどECBの国債買い入れの形態を支持するかのような発言を行っていたメルケル独首相ですが、テレビでのインタビューではドイツ連銀総裁の支持を明らかにしたようです。しかし、一方ではEUの新条約を策定するための議会の設立を求めるなど、単にユーロ圏に対して負担を大きくすることを拒否しているだけではないようです。
基本路線は、やはり、以前の財政規律の強化、出来れば税制、社会保障制度を含めた財政統合を目指しており、放蕩息子にはもう手を差し伸べることはしないという考え方であるようです。
しかし、財政統合は本当に難しい課題です。各国それぞれ特徴が違い、産業が違い、外貨獲得の手段が違い、輸出競争力も大きく異なります。ユーロ圏全体が好景気であるうちは、通貨統合のデメリットは隠れ、好循環となりますが、現在の様な不景気となれば、たちまちユーロ発足時からの欠陥が難題として持ち上がってきます。
私は、ギリシャは切り捨てられるのではないかと考えております。場合によってはポルトガルもその可能性があると考えております。その理由としましては、問題解決の軸足がスペイン、イタリアに移っていると思われるためです。このユーロ圏の問題は上記しましたように発足当初からの欠陥をもとにした難題であり、好況時ならまだしも、現状で解決することはほぼ不可能であると思われます。また、リーマンショック以降、考えられていた以上に、スペイン、イタリアの状況が芳しくなく、ユーロ圏においてはドイツ、フランスに次ぐ3番手、4番手の大国がデフォルトというわけにはいきません。この2国のデフォルト回避のためにはあらゆる手段を講じると思われますが、ドイツとの駆け引き次第でしょうが、かなり厳しい選択が迫られる場面が出てくると思われ、そのしわ寄せがギリシャやポルトガルに向けられることになるのではないかと考えております。
大きな注目が集まる来月のFOMC(米連邦準備理事会)における、QEの有無について連銀総裁の発言に右往左往している市場です。昨晩は相変わらず、ハト派のシカゴ連銀総裁は、失業率の低下が明確になるまでQEを続けるべきであるとQE推進の発言をしました。また、今年のFOMCの委員であり中立派として通っているクリーブランド連銀総裁は、今まで『回復が失速した場合、追加緩和の必要がある』として、QE容認の考えを示しておりましたが、此度の講演では『更なる追加阻止には、利益と限界が伴う』として、追加QEのリスクについても言及し、更なる分析の必要性を説いたようです。メディアによって、どちらかに偏った報道のされ方がされておりますが、実のところは、はっきりとしていないと言う事でしょう。
現時点で明確な姿勢を示しているのは、リッチモンド連銀総裁の反対とサンフランシスコ連銀総裁の賛成ですが、その他のFOMC委員のこれまでの発言をさかのぼってみますと、6対4くらいの感じで追加QEは見送られそうな感じを受けます。現在のFOMC委員ではありませんが、12名の連銀総裁全体では反対派が多いようです。
90ドル近く連騰した金相場ですが、さすがに調整が入っております。当然と言えば当然ですが、テクニカル的には4,150円前後までの調整が欲しいところです。その後は、参加者の過熱感の鎮静化具合を取り組みなどから、押し目の深さを探ってみたいと思います。基本的には買い参入場面を待ちたいと考えております。
遠藤 豪
金
世界ETF残高 1615.38(27日)1615. 38
リースレート -0.09%(24日)-0.11%
CFTC大口投機家 買越 130,684枚(21日時点) 先週 買越 114,304枚
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