2012/8/23
NY金 1638.30 -2.40 -0.15%
NYダウ 13172.76 -30.82 -0.23%
ナスダック 3073.67 +6.41 0.21%
ドル円 78.55 (10:28現在)

昨晩、夜間取引直後にドル建て1,641ドルの昨晩の高値を上抜け、東京市場は4,200円の節目を超えることとなりました。一時撤退です。

その後は、ドル建て市場が1,644ドルまで上昇するものの、ストップロスを巻き込むことが出来ず、更なる上昇に失敗し、いったん1,635ドル付近まで調整が入りました。米中古住宅の指標も予想の範囲内の内容であり、1,635~1,644ドルでの推移となり、東京市場もFOMC議事録までは大きな動きとはなりませんでした。

FOMC議事録では、「多くのメンバーは、新たな情報が十分かつ持続的な景気回復ペースの加速を示さない限り、かなり早い時期に追加緩和が正当化される公算が大きいと判断した」と記されたことにより、市場の期待通り追加緩和が近い事を匂わせることとなり、株高、ドル売り、金買いの流れとなりました。ドル建て金は1,655ドルを超える上昇となりましたが、ドル円が78.30円あたりまでのドル安となり、東京金は一時4,164円まで急落することになりました。

ドル円との絡みがあるため、東京市場はやや伸び悩んではおりますが、NY市場は完全にレンジを上抜けており、買いトレンド発生とみるべきであると思われます。

なにぶんユーロの買い戻しといった『金』上昇のメイン材料でないものの影響で上げてきた相場であるため、なかなか買いにくい場面であるとは思いますが、FOMCの議事録で再び追加緩和が示唆されたことで、市場のセンチメントはかなり改善されており、買い方針に転換せざるを得ません。

4,100円台前半程度の調整も踏まえながら、買いに方向転換してゆきたいと思います。申し訳ございません。心中は苦しいですが、損小利大の考えを貫き、柔軟に相場に対応してゆきたいと思います。

先週末、中国人民銀行は昨年11月より3か月おきに行ってきた、銀行の預金準備率引き下げを予想された今月、「短期的に行う予定はない」として、目先の金融緩和を打ち消しました。先週18日に中国統計局発表された7月の新規住宅価格動向において、昨年9月以降の下落が続いていたものの価格上昇が明確になってきたことで、当局はインフレも懸念し始めているということです。

ここ最近の中国経済の景気鈍化のてこ入れとして、預金準備率、金利の引き下げといった金融緩和によって住宅価格が上昇してきたことは望ましい事でもありますが、その他国内の経済指標の改善を伴う事が重要です。中国は、年々世界との貿易量を増やし、GDPは急激に増加してまいりました。課題はより複雑になってきております。最大の問題は欧州危機の影響を大きく受けている輸出やそれに伴う製造業の伸び悩み分をいかに改善してゆくかということであり、今後の金融政策の手綱さばきがより難しい局面に直面していると考えられます。要注意です。

遠藤 豪


世界ETF残高 1610.81(22日)1607.84
リースレート -0.07%(22日)-0.08%

CFTC大口投機家 買越 114,304枚(14日時点) 先週 買越 115,500枚
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