2012/8/17
NY金 1617.30 +0.20  0.01%
NYダウ 13275.20 +25.09 0.19%
ナスダック 3076.59 +14.20 0.46%
ドル円 79.62 (11:21現在)

プラチナが先週末より急騰しております。南アフリカの鉱山でストライキが起こっており、34人の死亡者が出るほど過激になっているようです。この事からプラチナ生産において1万5千オンス相当の生産がストップしているようです。このところ世界的景気減速を材料にして、生産コスト割れが続いているプラチナです。もうすでに10日間続いているストライキはいまだ鎮静化しておりませんので、もう少し価格を押し上げる材料となる可能性はありますが、ストライキは必ず治まります。しかし、世界的景気減速はまだいつ収まることになるかわかりません。高値は売ってみたい気がします。

さて、プラチナほどの上昇とはなっておりませんが、『金』もしっかりの足取りです。今週からは徐々に市場参加者も増え始めると思われます。

ユーロ圏では、ユーロ圏支援基金・EFSF(欧州金融安定ファシリティ)での重債務国に対する国債買い入れについて、ECBはまるで形振り構わず、無条件で救済するかのようなニュアンスが市場に伝わっておりましたが、どうもそうではなさそうです。夏季休暇前、メルケル独首相が一貫して反対してきた無秩序な支援に対して、態度を軟化させたかにも見えておりましたが、先週末のインタビューでは支援を受ける国は、厳しい条件を前提として支援が行われるという考えを明らかにしました。

9月12日には、EFSFにつづく支援基金・ESM(欧州安定化メカニズム)における重債務国の債権買入れなどについてドイツ連邦裁判所では、違憲審査が行われる予定です。バイトマン独連銀総裁は、相変わらず全面的に支援を否定しております。果たしてどうなるのでしょうか。不確定、不安定な状況が続きます。

一方、週末のアメリカ市場では、鈍化が見込まれた8月のミシガン大消費者信頼感指数が予想外の上昇であったことや、7月の景気先行指標総合指数が前月のマイナス0.4%からプラス0.4%への好結果であったことで、NYダウは年初来高値にあと一歩のところまで迫っております。好材料が出たことで、一時的に『金』安となり、東京金夜間取引安値4,126円をつけるに至りましたが、最近の強気のセンチメントから再び値を上げ、概ね4,140円前後での推移となりました。

先ごろ、ドル円の上昇と共に東京金も4,150円の夜間取引時間高値を上抜けました。

いまだ本調子ではない出来高のなか、短期的テクニカル要因、ユーロの買い戻し傾向、円安、著名ファンドマネージャーの買い増し、中東の緊張の高まり、9月からのインド婚礼需要先読みなど、上向きに推移しやすい小さな材料が並んでおります。強力なトレンドは出ておりません。

レンジ売買に挑戦するか、レンジを抜けてからの追随、トレンドフォローの場面を待つかといったところです。私は、今一度、大きなレンジとして、ストップロスを明確にした上で、数カ月高値近辺は再び『売り』仕掛けてみたいと考えております。

遠藤 豪


世界ETF残高 1603.62(17日)1592.54
リースレート -0.07%(17日)-0.07%

CFTC大口投機家 買越 114,304枚(14日時点) 先週 買越 115,500枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統

⇒海外価格換算サイト海外最新値からの国内価格は?