NY金 1607.10 +16.40 1.03%
NYダウ 13096.24 +217.36 1.69%
ナスダック 2967.90 +58.13 2.00%
ドル円 78.54 (10:06現在)

週末は、米国の7月の雇用統計が発表されました。4月から3カ月にわたり、10万人を下回る悪い内容が発表されてきました。そのたびに『金』は大きく反応することとなってきましたが、今回もやや大きな反発となりました。

前回の雇用統計は+6.4万人と昨年から見ましても最も悪い数値でしたが、その前の雇用統計時の急騰のようなことは起こらず、むしろ下落することとなりました。近頃、経済指標に対する『金』の反応はまちまちであり、指標の悪化によって、市場がQEを期待することで買われることもあれば、リスクオフとなって売られることもあり、本当の理由はどちらでもないように思われます。

NYダウは先週週初からの連日の下げ幅をわずか1日で帳消しにする217ドルの急反発となりましたが、これは雇用統計に対してわかりやすく反応していると言えます。

『金』市場の参加者の多くはトレンドをつかめていないと考えられます。

現在の1,550~1,640ドルあたりのレンジが3カ月近く維持されており、それを中心としたスイングトレードの様なものが増えていると思われます。この夏休み相場で、市場参加者も限られており、この閑散とした状況の中でのスイングトレード系の売買が働いて、実際に価格を決めているように思われます。

EUでの状況に変化はなく、何カ月もフランスを中心とした重債務国を無尽蔵に救済する勢力と、ドイツを中心とした自国の負担をこれ以上増やしたくはない勢力との決着はつきそうにありません。とどのつまりまで来ないと、その結論は出ないものと思われるため、一つ一つの発言に一喜一憂して売買をしない事をお勧めいたします。

さて、『金』において今後最も気をつけなければいけない状況は、もちろん材料とするならば『QE』(量的緩和)や『ユーロ破綻』といった通貨の毀損度合が影響することはとうぜんですが、テクニカル的には現在のレンジを突き抜けた場合です。

それは、突然訪れます。その時はある程度長めのトレンドが続く可能性が高と思われます。レンジ高値を上抜けた場合は『買い』、レンジ安値を下抜けた場合は『売り』といったように、いままでのスイングトレードが通用しない局面が必ず来ます。気をつけたいところです。チャンスでもあります。

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世界ETF残高 1578.68(3日)1575.67
リースレート -0.08%(3日)-0.07%

CFTC大口投機家 買越 126,064枚(31日時点) 先週 買越 112,977枚
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