NY金 1580.40 +9.60 0.61%
NYダウ 12943.36 +34.66 0.27%
ナスダック 2965.90 +23.30 0.79%
ドル円 78.76 (09:23現在)

アメリカ株式市場は、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀指数、中古住宅販売件数など、発表された経済指標がどれもこれも悪い内容であったにもかかわらず、企業決算の好調から何とかプラス圏を維持したようです。

また、失業保険申請件数の悪化は、FRB(米連邦準備制度理事会)が最も気にしている雇用の悪化という発想になり、QE期待が台頭し、金市場も買われることとなりました。

昨晩のドイツでは、スペインの銀行への融資支援について決議がとられ、圧倒的多数で承認されました。今まで、かなり否定的な事を言っていたドイツですが、前日のドイツの財務相によって、問題となっていた返済責任がスペイン政府にあることを強調し、議会での承認をもとに今後も進めて行くことを約束したうえで、スペインの銀行危機によるドイツ経済への悪影響が非常に大きい事を示したことが、超党派の賛成を得る良い援護射撃となったようです。

昨晩は、スペインの国債入札がありましたが、どれも不調で前回を下回る内容であり、入札の無かった10年債も7%近くにまで上昇していたようです。今晩は、ドイツでの承認が終わったことで利回りも落ち着くと思われますが、いまだその原資と考えられるESM(欧州安定メカニズム)はドイツでは批准されておりません。

そもそもこれが進まなければ、すぐにユーロ圏の支援機構の資金は底をつくことになります。まだまだ、欧州は綱渡り状態にあると考えるべきでしょう。今晩はユーロ圏の財務相臨時電話会議が開かれる予定で、恐らく最大1000億ユーロのスペインの銀行支援は完全に決定することとなるのでしょうが、これも一時的な材料と考えるべきです。

スペインの財務相はECB(欧州中央銀行)による、国債買取を求めております。当然、アメリカ寄りのIMFもそれを後押ししております。しかし、ドラギ総裁は否定し続けております。財政規律がいまだ守られていない状況で、ユーロのばらまきを行えば、更に酷い状態になる可能性が高く、またECBの資産も傷つき、ユーロそのものの存続が危うくなるスピードを速めることになります。スペインはECBの国債買い支えがなければ、デフォルトすると言って脅している状況です。ここにもまたギリシャの様なヤクザが・・・。

金市場は、昨晩4,000円台を割り込む場面もありましたが、前日のレンジ内でのこう着状態となっております。新たな材料がありません。じり安が続くのではないかと思われます。

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世界ETF残高 1587.06(19日)1587.06
リースレート -0.10%(19日)-0.09%

CFTC大口投機家 買越 126,235枚(10日時点) 先週 買越 137,215枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統