NY金 1597.70 -6.50 -0.41%
NYダウ 12871.39 -8.70 -0.07%
ナスダック 2951.23 +16.18 0.55%
ドル円 79.80 (17:23現在)
昨晩の欧米市場は昨日のEU首脳会議を前向きと捉えた流れを、引き続き概ね株価もしっかり、債券市場も落ち着いた動きでした。原油市場、金市場など商品市場も特に大きな値動きはなく、静かな一日であったようです。
今週は早くも木曜日のECBの政策金利発表、週末の米雇用統計が注目されているようです。
ECBについては金利の引き下げ、米雇用統計については前回が悪かっただけにその改善が予想されており、二つとも市場にとっては下支え要因になっております。
先週末のEU首脳会議でドイツがESM(欧州安定メカニズム)による銀行への直接資本注入を承諾したことから、まるでユーロ圏が一致団結したかのような印象がありますが、どうもそうではないようです。
欧州の各新聞においても書かれ方は様々です。ドイツのシュピーゲルでは当然ながらドイツが屈服させられたように書かれておりますし、フランスではイタリアやスペインとドイツの中を取り持ったオランド大統領を持ち上げるような感じです。イタリアやスペインでは勝利宣言の様な内容でした。少し離れた立場にある英国、FT(フィナンシャルタイムズ)紙では、面白い内容を書いております。EU首脳会議での真の勝者はメルケル独首相であるとしたのです。
この内容は、ESMでは現在スペイン、イタリアの抱える問題を受け持つには金額が小さすぎることや、ESMの条約内容が実際に改正されなければならないなどの問題点を挙げております。結局のところ今回のEU首脳会議で、PIIGS(ピッグス)といった南欧、アイルランドの国々の問題を解決する方向へ向かったわけではなく、ドイツがうまくはぐらかしたとするものです。現状のESMでの銀行直接支援は条約違反である可能性は高いですし、これとはまた別にドイツ国内でも7月10日に憲法違反であるかどうかの審理が行われるとのことです。
そこへもってきて昨晩、フィンランド、オランダといった比較的財政が健全な国は今回のEMSによる直接資本注入を阻止することを表明しました。これは、今回の決定が全く意味をなさなくなる可能性を孕んでおります。なぜならば、ドイツ政府は政府発表として今回のEMSによる直接的な銀行支援には条件があり、その条件とはユーロ加盟国すべての同意が必要である発表しております。これで、今まで報道されていな内容とは大きく話が食い違ってきます。
延命措置が可能になったと思われましたが、どうなるのでしょうか。ESMの設置も当初の予定から大幅に遅れそうです。スペイン救済までの道のりはまだまだ遠いと感じます。
戻り売り主体の考え方に変化はありません。レンジ上限近くでの売りをお勧めいたします。
⇒海外価格換算サイト海外最新値からの国内価格は?
金
世界ETF残高 1594.97(2日)1595.22
リースレート -0.10%(2日)-0.09%
CFTC大口投機家 買越 122,619枚(26日時点) 先週 買越 136,404枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
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昨晩の欧米市場は昨日のEU首脳会議を前向きと捉えた流れを、引き続き概ね株価もしっかり、債券市場も落ち着いた動きでした。原油市場、金市場など商品市場も特に大きな値動きはなく、静かな一日であったようです。
今週は早くも木曜日のECBの政策金利発表、週末の米雇用統計が注目されているようです。
ECBについては金利の引き下げ、米雇用統計については前回が悪かっただけにその改善が予想されており、二つとも市場にとっては下支え要因になっております。
先週末のEU首脳会議でドイツがESM(欧州安定メカニズム)による銀行への直接資本注入を承諾したことから、まるでユーロ圏が一致団結したかのような印象がありますが、どうもそうではないようです。
欧州の各新聞においても書かれ方は様々です。ドイツのシュピーゲルでは当然ながらドイツが屈服させられたように書かれておりますし、フランスではイタリアやスペインとドイツの中を取り持ったオランド大統領を持ち上げるような感じです。イタリアやスペインでは勝利宣言の様な内容でした。少し離れた立場にある英国、FT(フィナンシャルタイムズ)紙では、面白い内容を書いております。EU首脳会議での真の勝者はメルケル独首相であるとしたのです。
この内容は、ESMでは現在スペイン、イタリアの抱える問題を受け持つには金額が小さすぎることや、ESMの条約内容が実際に改正されなければならないなどの問題点を挙げております。結局のところ今回のEU首脳会議で、PIIGS(ピッグス)といった南欧、アイルランドの国々の問題を解決する方向へ向かったわけではなく、ドイツがうまくはぐらかしたとするものです。現状のESMでの銀行直接支援は条約違反である可能性は高いですし、これとはまた別にドイツ国内でも7月10日に憲法違反であるかどうかの審理が行われるとのことです。
そこへもってきて昨晩、フィンランド、オランダといった比較的財政が健全な国は今回のEMSによる直接資本注入を阻止することを表明しました。これは、今回の決定が全く意味をなさなくなる可能性を孕んでおります。なぜならば、ドイツ政府は政府発表として今回のEMSによる直接的な銀行支援には条件があり、その条件とはユーロ加盟国すべての同意が必要である発表しております。これで、今まで報道されていな内容とは大きく話が食い違ってきます。
延命措置が可能になったと思われましたが、どうなるのでしょうか。ESMの設置も当初の予定から大幅に遅れそうです。スペイン救済までの道のりはまだまだ遠いと感じます。
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