NY金 1565.50 -50.30 -3.11%
NYダウ 12573.57 -250.82 -1.96%
ナスダック 2859.09 -71.36 -2.44%
ドル円 80.29 (12:59現在)

本日の市場の話題の中心は原油の暴落でした。5月のゴールデンウィーク明けから始まった下落相場は、今月に入り下げ止まりの気配も見せておりました。NY原油先物価格は、5月の初めの106ドルから今月の安値81ドルまで約25ドルの暴落相場。今月に入り、ギリシャ不安も一通り収まり、スペインの問題も続いてはいるものの、価格の24%近くの下落幅から、下げ過ぎ感も強く下値は80ドルでサポートされている動きとなっておりました。

そこで、昨晩の動きです。一番の材料は一昨日の晩のFOMCでのツイストオペの継続決定であったようです。今月に入り13日間保たれていた80ドル台が、ここへきて下抜けると言う事は、よほどQE(量的緩和)に対する期待が大きかった分失望売りが多いのか、もしくはQEを引き出すための催促相場となっているのかもしれません。

次のサポートラインは70~75ドルあたりです。これを大きく下抜けることは考えにくいとは思われます。一時期に比べればファンドの買い越しもかなり減ってきてはおりますが、今後さらに投げ売りが大きく出るようであればそのあたりの瞬間的に下限まで下げることもあると思われます。ここ数年ありませんが、ファンドが売り越しに回ることになれば更なる大暴落を引き起こすことになると思われます。

その時、金はどうなるでしょう。QE発動までは原油同様に下げる可能性が高いと言えそうです。市場はQEを欲しております。現在の資本主義経済は信用創造が大きくなりすぎて、資産経済の大部分を占める金融市場が実体経済へ大きく悪影響を及ぼしかねない状況になっております。政府は出来れば追加QEなき景気回復を望んでおりますが、往々にして政策が出るまでは市場が望む方向へ行くものです。

東京金市場も一時は70円以上安い場面もありました。昨晩のNY市場終値は1,565ドル。5月以降の最安値は1,526ドルです。スペインの銀行問題に対する救済策で、金融市場全般に買われる場面があればそこは絶好の売り場面となると思われます。一昨日の高値場面と同じような場面です。アメリカの量的緩和が限界である以上、ユーロ圏の根本解決までは、下値模索となると考えております。安値を追いかけるのではなく、レンジ上限に近い場面で売りを狙って行ければと思います。

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世界ETF残高 1601.80(21日)1601.70
リースレート -0.11%(21日)-0.11%

CFTC大口投機家 買越 132,315枚(12日時点) 先週 買越 128,864枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統