NY金 1619.40 +5.60 0.35%
NYダウ 12496.38 -77.42 -0.62%
ナスダック 2818.61 -24.46 -0.86%
ドル円 79.40 (16:09現在)

昨日のNY金相場は、アメリカの経済指標が悪化した事から、追加緩和などの景気刺激策を期待した買いが入り4連騰となりました。株式は日替わりで昨晩は売られたようです。

本日東京市場、朝寄り付きは昨日引け値とほぼ変わらずの展開となりましたが、じわじわと値を上げ13時には4,136円あたりから4,150円台まで数十秒で15円以上の上昇となりました。この時間帯に特に目新しい指標や材料はなく、この上昇の要因がはっきりしておりませんが、金以外にもプラチナ、原油、ガソリン、ゴムといったその他の工業品銘柄も同様の動きとなったことから推測しますと、ファンドの買い戻しがまとまって入ったのではないかと考えております。

スペイン国債の格下げが頻発しております。一向に利回りは低下せず、ドイツすら格下の日本以上にCDS(クレジットデフォルトスワップ・簡単には信用リスクを数値化したもの)が上昇してきており、欧州危機がまだまだ何一つ解決されていない事、むしろより悪化していると考えられます。不安な状況が続けば続くほど、資金は流出し、短期的な売買を好むヘッジファンドや、トレーダー主体となり市場はますます蝕まれてゆきます。

機関投資家の資金が戻ってこないかぎりは、金融市場では全体的に力強い上昇の動きはみられないと思われます。リーマンショック以降、更なる危機に打ち震える世界経済をけん引してきた中国にも、とうとう陰りが見え始めております。ここ最近、中国当局が急激に金融緩和の方向へ舵を切ってきているところを見ますと、やはり内情は相当悪化していることが予想されます。

ギリシャでは、問題の急進左派党首は『選挙に勝利して緊縮案を覆しても、ギリシャがユーロ圏のとどまれるようにする』などと、都合の良いことを触れて回っているようです。国際社会はそれほど甘くないと思われます。IMFは必ず、支援を打ち切るはずです。そうでなければ、示しがつきません。選挙の行方はどうなるのでしょうか・・・あと3日です。

しばらくは、安定的な動きになるはずもなく、急落、急騰、どちらにでも動き得ます。堅い場面まで待つか、もしくはより少ない枚数でのフットワークの軽い売買をお勧めいたします。上手くいきかけても、一発でカウンターパンチを受けてしまうような市場です。じっくり行きましょう。

現在行われております日銀の金融政策決定会合、明日政策金利が発表され20日には要旨が公表されます。18~19日にはG20、19~20日にはFOMCとギリシャ選挙後も相場の動きは忙しそうですが、決して安定的な方向性が定まるわけではないと思われますので十二分に注意をしていきましょう。どの国も追加緩和は難しいと思いますが・・・。

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世界ETF残高 1589.85(13日)1588.97
リースレート -0.10%(13日)-0.11%

CFTC大口投機家 買越 110,712枚(29日時点) 先週 買越 115,151枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統