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前日のECB(欧州中銀)の政策金利据え置きの発表からして、昨晩のBOE(英中銀)の金融政策も据え置きとなる可能性が高かったのですが、予想通りの結果となり、また中国の利下げや、小さな経済指標の結果が好感され、日中からの強い流れを引き継ぎ、夕方からの動きは4,100円台後半での推移となっておりました。

変化は、日本時間23時のバーナンキFRB(米連邦準備理事会)議長の議会証言から始まりました。先週末の米雇用統計を材料にして急上昇した金相場でしたが、またもやアメリカを材料にして下げました。

この一連の動きを説明するならば、先月から続くギリシャのデフォルト懸念をはじめとした欧州の金融不安から、市場は下げ圧力の強い流れとなっており、全体の潮流は下げへ転換している中、ファンド系の資金は売り増加中の状況でした。

そこへ、手詰まりの欧州とは違い、伝家の宝刀QE(量的緩和)を温存していると見られているアメリカの経済見通しに暗雲が立ち込めてきました。とうとうFRBは伝家の宝刀を抜くのかといった憶測から買い方の期待買い、売り方の戦線縮小の買戻しが価格を急騰させたと言う事です。

しかし、その後はどうでしょう。ファンド系のスタンスが買いへ転換するほどまでファンダメンタル的にも、テクニカル的にも状況は好転しておりません。と言う事は、上記の買いが一巡してしまえば、昨晩の様な高値では新規の買いよりも新規の売り、買い方の戦線縮小売りが控えている状況といえます。

そこで、バーナンキ議長の議会証言ではQEに関する内容に触れられなかったことから、セオリー通り買い方の失望、戦線縮小の売り、売り方の新規売りから急落となりました。これが、ここ数日の動きの正体だと思われます。

では、次の展開はどうなるのでしょうか。一応、昨日のブログで書かせて頂きましたように本日の価格はレンジ下限である4,050円前後まできており、テクニカル的に一度下げ止まる場面であるわけですが、この場面を買うには時期尚早ではないかと考えております。

私自身、徐々にスタンスを売りに切り替えてきており、現時点ではいまだ戻り売りのほうに分があると思っております。昨晩の様な急落が今日明日起こるとは思えませんが、じわじわと悪化して行く可能性はあると思います。4,100円に近い場面が再び出るようであれば、ニュートラル、もしくは新規売りの建玉もありだと思います。本日レンジは3,950~4,100円と考えております。

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世界ETF残高 1586.06(7日)1586.07
リースレート -0.10%(7日)-0.11%

CFTC大口投機家 買越 110,712枚(29日時点) 先週 買越 115,151枚
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