NY金 1613.90 -8.20 -0.51%
NYダウ 12393.45 -17.11 -0.14%
ナスダック 2827.34 +12.53 0.45%
ドル円 78.31 (16:15現在)
雇用統計の発表から、金相場は一転してレンジ高値圏まで上昇している状況ですが、果たして今後はどうなってゆくのでしょうか。
昨晩は、英国市場がスプリングバンクホリデーで、そして今晩はエリザベス女王即位60周年記念で休場となっております。とくに目新しい経済指標もなく、政府発表もない中NYダウは先週末の暴落を引きずる形で一時は80ドル以上下げたものの、相場は下げ一服として17ドル安まで戻して引けました。
QE1、QE2と流動性を市場へ供給してきた米政府の政策がうまくいっていないと言う事になり、一部で騒がれているQE3などの期待が高まるところもあるのでしょうが、資金供給をしたからすぐさま景気回復となるわけでもありませんし、逆に雇用の数字が悪いからと言ってすぐさま経済がパニックになるわけでもありません。
前回のQE2の終了以降、金融市場の安定化を担ってきたツイストオペも今月末で終了となりますが、QE1、2の終了時は、いずれの時もNYダウ同様に、金価格もやや下向きに推移しておりました。QE1終了後は、QE2の決定と同時に上昇が始まり、QE2の終了後は、ちょうどギリシャ危機と重なり、NYダウが急落する中、金は史上最高値1,900ドル台に乗せる急騰となりました。
EQ3は、恐らく現実的には不可能だと思われます。その理由としましては、現在行われているツイストオペこそが、現在の金融緩和策の限界であり、これ以上通貨供給を増やすといったQEを行うことは今以上に過剰流動性に金融市場が振り回され、実体経済の回復よりも、インフレの悪影響のほうが大きくなるといった判断があるわけです。現在のツイストオペのように通貨供給を増やさなくても長期債と短期債の売買を調節する事によって長期金利を抑えるといった方法を取っているわけです。
この苦し紛れともいえるツイストオペを継続させるかどうかといったところが、今後アメリカ政府が出来る最大の金融緩和策であり、「不胎化QE」などと言われているものも同じような事です。もし、これが継続されないとなりますと、アメリカ長期債は今までの反動で売られやすくなり、その反動でいったん金は買われる場面もあるかもしれません。
しかし、このツイストオペ継続となれば、資金は金ではなくアメリカ長期債へ流れ続けます。本来は、ドル高となるこの流れも、現在はユーロ不安が強く結局、通貨は根本にある貿易黒字国といった最大の円買い要因から円高へ流れやすくなってしまっております。
欧州当局者が欧州圏の銀行のより緊密な協調体制をつくることとなりましたが、一時しのぎとしか思えません。明日6日の夜にはECBの政策金利発表もありますが、ここで再びLTRO(資金供給オペ)を行ったところで、危機は先延ばしされただけであり、更にユーロ売りに拍車がかかる可能性があると思います。
何が起こるかわかりませんが、激しい動きとなる1ヶ月であることには間違いなさそうです。しばらくは守り主体で進めていきたいと考えております。
⇒海外価格換算サイト海外最新値からの国内価格は?
金
世界ETF残高 1584.39(4日)1584.39
リースレート -0.11%(1日)-0.11%
CFTC大口投機家 買越 110,712枚(29日時点) 先週 買越 115,151枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
NYダウ 12393.45 -17.11 -0.14%
ナスダック 2827.34 +12.53 0.45%
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雇用統計の発表から、金相場は一転してレンジ高値圏まで上昇している状況ですが、果たして今後はどうなってゆくのでしょうか。
昨晩は、英国市場がスプリングバンクホリデーで、そして今晩はエリザベス女王即位60周年記念で休場となっております。とくに目新しい経済指標もなく、政府発表もない中NYダウは先週末の暴落を引きずる形で一時は80ドル以上下げたものの、相場は下げ一服として17ドル安まで戻して引けました。
QE1、QE2と流動性を市場へ供給してきた米政府の政策がうまくいっていないと言う事になり、一部で騒がれているQE3などの期待が高まるところもあるのでしょうが、資金供給をしたからすぐさま景気回復となるわけでもありませんし、逆に雇用の数字が悪いからと言ってすぐさま経済がパニックになるわけでもありません。
前回のQE2の終了以降、金融市場の安定化を担ってきたツイストオペも今月末で終了となりますが、QE1、2の終了時は、いずれの時もNYダウ同様に、金価格もやや下向きに推移しておりました。QE1終了後は、QE2の決定と同時に上昇が始まり、QE2の終了後は、ちょうどギリシャ危機と重なり、NYダウが急落する中、金は史上最高値1,900ドル台に乗せる急騰となりました。
EQ3は、恐らく現実的には不可能だと思われます。その理由としましては、現在行われているツイストオペこそが、現在の金融緩和策の限界であり、これ以上通貨供給を増やすといったQEを行うことは今以上に過剰流動性に金融市場が振り回され、実体経済の回復よりも、インフレの悪影響のほうが大きくなるといった判断があるわけです。現在のツイストオペのように通貨供給を増やさなくても長期債と短期債の売買を調節する事によって長期金利を抑えるといった方法を取っているわけです。
この苦し紛れともいえるツイストオペを継続させるかどうかといったところが、今後アメリカ政府が出来る最大の金融緩和策であり、「不胎化QE」などと言われているものも同じような事です。もし、これが継続されないとなりますと、アメリカ長期債は今までの反動で売られやすくなり、その反動でいったん金は買われる場面もあるかもしれません。
しかし、このツイストオペ継続となれば、資金は金ではなくアメリカ長期債へ流れ続けます。本来は、ドル高となるこの流れも、現在はユーロ不安が強く結局、通貨は根本にある貿易黒字国といった最大の円買い要因から円高へ流れやすくなってしまっております。
欧州当局者が欧州圏の銀行のより緊密な協調体制をつくることとなりましたが、一時しのぎとしか思えません。明日6日の夜にはECBの政策金利発表もありますが、ここで再びLTRO(資金供給オペ)を行ったところで、危機は先延ばしされただけであり、更にユーロ売りに拍車がかかる可能性があると思います。
何が起こるかわかりませんが、激しい動きとなる1ヶ月であることには間違いなさそうです。しばらくは守り主体で進めていきたいと考えております。
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金
世界ETF残高 1584.39(4日)1584.39
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CFTC大口投機家 買越 110,712枚(29日時点) 先週 買越 115,151枚
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