NY金 1588.70 -3.20 -0.20%
NYダウ 12504.48 +135.10 1.09%
ナスダック 2847.21 +68.42 2.46%
ドル円 79.86 (22:28現在)

市場はG8がギリシャ残留に向けてあらゆる措置を講じると発表したことで、落ち着いてはおりますが、実際にどうなるのか。表に出せる話もあれば、裏工作もあるでしょう。次はありません。ギリシャの迷惑な行動で、世界危機に発展してしまってはいけません。

ギリシャの問題が来月に控える中、新しい材料を見つけるのは非常に難しくなっております。明日の朝からは、日銀の金融政策決定会合で再び金融緩和について何かしら材料が出るのかどうか、市場は大注目となっております。

日中は、ほとんど動きのなかった東京市場でしたが、欧州市場が始まるとユーロ安につられてだらだらと値を下げることとなりました。ところが、18時に格付け会社フィッチレーティングスが日本の格付けを『AA-』(ダブルAマイナス)から一段階下げ『A+』(シングルAプラス)としたことから、急激に円売りが始まりドル円は日中の79円40銭あたりから現在79円90銭まで円売りが進んでおります。ユーロ円も先週17日以来の102円まで戻している状況です。

フィッチは格下げの要因として、「(日本は)切迫感にかけ、財政再建計画の遂行には政治的リスクが伴う」として消費税引き上げを暗に後押ししているかのように感じられます。消費税引き上げについて論議されておりますので、最近はニュースや国会中継をよく目にするのですが、やはりテレビはかなり偏向報道をしているとつくづく考えさせられます。

財務省、権力者はどうしても、増税したいようです。あるニュース番組では消費税の是非についてアンケート結果として、消費税引き上げに賛成が51%、反対が49%と報道しておりました。本当でしょうか。私の周りには消費税賛成などと言っている人は皆無です。

消費税増税をする前にすべきことがあるはずです。一部の特権階級をなくすといった天下りの禁止等もそうですが、財政再建のためには景気回復が必要ではないでしょうか。インフレ率などいろいろあり単純ではありませんが、収入が増えれば、国民は喜んで納税するはずです。

財政を潤わせる最も楽な方法は増税ですが、増税は一時的に財政が回復するかに見えるだけであり、どんどん経済を縮小させ税収を減らす可能性が高いと思います。会社が赤字だからといって社長や役員は一切減俸することなく、社員の給料を5%カットするようなものです。社員のモチベーションも下がり、更に会社の赤字は膨らむこととなるでしょう。

国会中継もなんだかはっきりしません。実際、自民党も本当のところは前々から消費税増税に賛成のはずです。自分たちの地位や権力ばかりを得るための小競り合いといった討論は、茶番にしか見えません。

今は国難の時期ではないでしょうか。格差社会は資本主義の成れの果てであり、戦後約70年でつくり上げられた現政権下におけるシステムは、道徳や修身といった古き良き日本人の心の規範や拠り所といったものを破壊し、利益至上主義、お金持ち、物質的な裕福さこそ善であるといった非常に偏った幸福像が蔓延しているように思われます。私は億万長者本人ではないのでわかりませんが、お金持ちでもあまり幸せそうでない方はいっぱいいらっしゃいます。

僕が商品先物業界に入ってすぐに先輩から教えてもらい見た映画のひとつ、「ウォール街」の続編「ウォール街2」でインサイダー取引を行い服役後、出所した名うての投資家ゲッコー氏の『欲は善だ!』(Greed is Good)という強烈な言葉を思い出しました。『欲』は善か悪かはわかりませんが、コントロールが難しいと言う事は相場で身を以て知らされております。『欲』に振り回されない、強い自分をつくるには、まずは心の充足を知るという事だと私は考えております。

話は相場から大きくそれましたが、特に動きはありません。戻り待ちです。無理は禁物です。慌てず、少ない枚数で、相場の呼吸を計って行きましょう。ここっ!と言えるチャンスは必ず来るはずです。そこにかけて行きたいと思います。

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世界ETF残高 1591.73(21日)1591.19
リースレート -0.11%(21日)-0.10%

CFTC大口投機家 買越 114,142枚(15日時点) 先週 買越 123,303枚
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