NY金 1557.10 -3.90 -0.25%
NYダウ 12632.00 -63.35 -0.50%
ナスダック 2893.76 -8.82 -0.30%
ドル円 80.34 (15:38現在)

選挙期間中は、ずいぶんとメルケル独首相の癇に障ることを強気で発言してきたフランスの新大統領オランド氏ですが、初の訪独では現在の財政協定を真っ向から否定するような態度ではなく、共に協力して欧州経済の促進に向けて協力することを互いに宣言しました。このあたりのバランスのとり方のうまさを見ますと、ギリシャのやっていることが子供おあそびのように思えます。

ギリシャはユーロから脱退することで、どうなってゆくのでしょうか。現在抱えているギリシャ債をどのように処理してゆくのか。また、それもギリシャ自体が返済できる状況になって行かなければ叶いません。現在のユーロの価値は、ギリシャ脱退によってどう変わるのでしょうか。

本をただせば、ギリシャの様な小国のユーロ加盟はドイツなど輸出大国にとってユーロという通貨が弱くなることで、競争力が高まり多くの利益を生むこととなりました。また、ギリシャはユーロに加盟することで、より低い金利で資金調達が可能になり、一見良い事づくめのようでした。

しかし、相応の新たな価値を生み出さないで、借金ばかりをしていればいずれ首はまわらなくなります。そもそもユーロの持つ価値相応の国際競争力を持たないギリシャにとってはこういった結果は十分に予測できたことなのかもしれません。ギリシャは景気が悪化してゆく中でも、ユーロ圏で決められた財政規律を守らねばならないため、思い切った景気対策を行う事も出来ず、またギリシャの国際競争力からしますとユーロという強い通貨のせいで外貨獲得もままならず、国債発行に頼るのみで、今回の様な問題に発展してゆきました。

ドイツはと言えば、輸出の伸びによって大きく国益を得たにもかかわらず、ECB(欧州中央銀行)やEFSF(欧州金融安定ファシリティ)への出資によってギリシャ以外の国々へも間接的に回収不能になるかもしれない資金援助をしてしまっております。

結局、ユーロ導入は財政政策と金融政策が利益相反する形で実施されるような中途半端な制度であるがために、誰が得をする訳でもなく、このままではどこまで行っても解決されないと思われます。

ちなみにギリシャではすでに取り付け騒ぎに発展しそうな状況で、国内の民間銀行からは預金が引き出されているようです。14日には一日で715億円引き出されているようです。銀行全体の預金残高からしますと0.4%に過ぎない金額ですが、1月には月間5000億円以上の資金が海外へ移転しているようです。ちゃっかりしてます。

今晩はFOMCの議事録が公表されます。前回の内容でも注目されたのは追加支援支持者です。今回も2~3人の支持者がいるのでしょうか。

金相場。上昇の糸口は見えておりません。金もユーロも売られております。戻るときは一瞬にして戻る可能性もありますが、異常な相場は無理をしない事です。意地を張らない事です。本日も投げ売りが主体の下げとなっております。出来るだけ資金を温存し、次のチャンスを見極めるスタンスです。

⇒海外価格換算サイト海外最新値からの国内価格は?


世界ETF残高 1585.34(15日)1585.46
リースレート -0.08%(15日)-0.07%

CFTC大口投機家 買越 123,303枚(8日時点) 先週 買越 140,393枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統