NY金 1594.20 -10.30 -0.64%
NYダウ 12835.06 -97.03 -0.75%
ナスダック 2934.71 -11.56 -0.39%
ドル円 79.93 (22:10現在)

本日も商品相場は全般的に上値の重い展開となっております。政治経済関連の目新しい材料は特にありませんが、短期的な方向性は下向きと言わざるを得ません。

月足や500日移動平均線などの長期のトレンドは、いまだ上昇トレンドを示してはいるものの、短期的なトレンドは3月の高値以降右肩下がりに2か月半推移しており投げ売りを推し進める要因となっております。

そこで、売ったほうが儲かるのか、買ったほうが儲かるのか現在の状況を極力私情を挟まずに事実を中心に判断してみたいと思います。

まずは、最もわかりやすい指標としましてテクニカル要因を見て行きます。

すでに前述致しましたように、長期上昇トレンド維持、短期下落トレンドと考えることが出来ます。その根拠としましては長期上昇トレンドは直近の安値である昨年末の1,566ドルあたりを明確に下抜けなければ維持されていると考えるのが一般的です。昨晩のNYは1,578ドルまで下げておりますが、1,590ドル台まで切り替えしております。東京市場も同様にその安値はかなり下の価格である3,808円ということになります。

さて下落トレンドにある短期の動きにおきましては、下げ止まるのか、まだまだ下がってゆくのかということですが、一つは昨日、今日の出来高が相場の動きの一つの区切りとなる6万枚、8万枚という大出来高に達したと言う事から、よほど大きな材料(すぐさまギリシャがユーロ脱退、デフォルトなど)でもない限りは、過去においてはいったん方向転換をしております。

そして、単純なテクニカルとしてRSI(相対力指数)も本日で27まで下げており、これも過去を振り返ってみますと一時的にせよ、毎度反転するポイントとなっております。

問題はファンダメンタルです。大きなイベントが起これば、テクニカルは無視されます。突拍子もないことが起こるか否かは誰にもわからない事ですが、現時点で考えられることでいうなれば、ギリシャのユーロ脱退が今日明日中に決断される可能性は非常に低いといえそうです。というのも、この問題はそんなに簡単な問題ではない訳で、先日ドイツの財務大臣がギリシャのユーロ脱退を止める事は強要できないと発言しましたが、裏を返せばユーロ諸国は何とかして脱退を阻止したい事をぼやいていると考えられます。

ギリシャをユーロ圏にとどめておくからこそ、この駄々っ子をなだめながらも言う事を聞かせる事が出来ているわけです。このままユーロから脱退されてしまえば借金を踏み倒されてお終いです。究極にはお金は借りているものが強く、貸しているほうが弱いものです。開き直られたらどうにもなりません。しかし、ギリシャも決して完全に財政破たんし、国内がパニックに陥ることを望んでいるわけではありませんので、ギリギリの線で最悪の事態は回避されてゆくのではないかと思われます。3月の債務交換交渉の時の同じだと思われます。

その他、明日の午前中に発表される中国のCPI(消費者物価指数)は前月の+3.6%からやや後退して前年比+3.4%が予想されており、ここ最近の1次産品の下落、食品価格下落が原因とされております。これ自体それほど大きな材料とは言えませんので、動きがあっても一時的なものと考えられます。

以上、総括しますと長期トレンド同様に短期トレンドも来週に掛けては一度上昇に転ずる可能性が高いと考えられそうです。このまま、2月の高値までつながるトレンドを形成できるかどうかはわかりませんが、今は一つのポイントだと思っております。来週の週間足は陽線がつくのではないかと思っております。

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世界ETF残高 1583.29(9日)1583.29
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CFTC大口投機家 買越 140,393枚(1日時点) 先週 買越 134,994枚
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