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昨晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)には、何かサプライズがあると期待しているほど市場参加者の事前の売買は過熱しておりませんでしたが、最近の金融市場の持ち合いの動きに飽き飽きしているところもあり、何かしらトレンドの発生する材料が出る事を祈る、一種の願いの様な思いを持って発表を待っていた人は多かったのではないでしょうか。

結局、予想通り、ほとんど全くと言ってよいほど前回と変わらない内容の発表となりました。

「変わらない」経済状況であったと言う事もできますが、FOMCはアメリカの金融政策を決定する機関である以上、「変わらない」内容ではなく、内容を「変えない」意図というものを考える必要があります。

市場参加者は今回のFOMCにほぼ期待しておりませんでしたので、発表後も市場の動きはかなり限定されたものとなりました。まさにFRBは市場に大きなショックを与えない事を命題としているのではないかと思われ、ここ半年のFOMC後の翌日の東京金市場が前日比25円安~95円高と比較的大きく動いたものの、本日の動きをはほぼ動いていないに等しく金だけではありませんがFRBの思惑はかなっているように思われます。

また、なぜ市場に大きなショックを与えないようにしているかと言えば、現在は金融緩和策の醸成段階にあり、第一段階の金融市場の需給ひっ迫懸念をなくし、あとは実体経済の立ち直りを待つことしか、中央銀行の出来る政策はありません。あとは、米政府が財政政策をうまくコントロールしながらあらゆる景気刺激策で成長率を上げて行くだけです。FRBは火消し役の様なものです。目に見える大きな火事はいったん収まったとみて良いのではないでしょうか。

市場は、どうもQE(量的緩和)ばかりを期待しすぎているように思われます。QE3は今後の金融危機時の緊急手段として温存しておくべきであり、本当の課題は経済成長にあるわけです。オバマ大統領の再選が濃厚とされておりますが、ここまで膨らんだ財政赤字をどのように修正してゆくのか。債務上限引き上げの条件として出した、今後10年での財政赤字2兆4000億ドル(194兆円)の赤字削減計画は、経済成長とどのように噛み合わせて行くのか。ほんとうに難しい局面であると思われます。しかし、一昨日好決算を発表したアップルやグーグルの様なアメリカならではの、優秀な企業が生まれ育つ国です。必ず、立ち直ってくると思っております。私は別に親米派ではありませんが、冷静にアメリカは強いと感じております。

さて、本日もこんな状況であり、東京金はほぼ前日と変わらないか少し高い程度の動きです。昨晩のFOMCとは違い、27日の日銀の政策金利決定会合の前評判はずいぶん金融緩和、量的緩和に期待がもたれているようです。そのぶん、相場の反応は大きくなる可能性があります。私は、日銀はあまり思い切ったことはしないと考えております。そのため、市場の期待外れとなり、消極的な内容では大勢に影響はないと思いますが、期待の分だけ一時的に円高に振れる可能性が高いのではないかと勝手に予想しております。

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世界ETF残高 1588.63(25日)1577.49
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CFTC大口投機家 買越 142,005枚(17日時点) 先週 買越 136,653枚
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