NY金 1660.20 -20.40 -1.21%
NYダウ 12849.59 -136.99 -1.05%
ナスダック 3011.33 -44.22 -1.45%
ドル円 80.54 (17:05現在)

残念ながら、先週末のこちらのブログでの内容通り、先週末の上昇は単なる修正高であったようで、本日は逆にその修正安といったところでしょうか。もともと相場には明確なものなどないのかもしれませんが、特に現在の金相場がどこに向かっているのかはっきりとした動きを示してくれておりません。

ファンダメンタルでは、基本となる世界的な金融緩和に変化はありませんし、中国の経済発展も一時期に比べれば成長率は鈍化したものの、いまだ、世界の消費をけん引しているのは中国だといえる状況です。最近の流行りは「スペイン」です。

ギリシャといった大きな売り材料が無くなり、今度は「スペイン」と「イタリア」を絡めながら売り方は相場悪化を騒いでおります。果たして、金相場は「売り」なのでしょうか。「買い」なのでしょうか。

根本的に、中長期の金相場が売りトレンドへ変化することは考えにくく、あくまで短期の下落要因が相場を抑え込んでいると思われます。短期下落要因とは、前述しましたスペインの国債利回りが昨年の6%台から更に上昇し、また、イタリアもそこに連なって金融危機が起こりそうな状況からリスク資産からの資金流出が株式市場、原油など景気銘柄からも起こるといった事であったり、最近の中国経済における成長の失速からくる先の不透明感などが金融市場を不安にさらしていることです。

そして、金もそういったパニック下での初期段階ではその他の金融商品と同様に売られることとなり、それが行き過ぎればフラッシュクラッシュの様なものをも引き起こす可能性もあります。その後、市場参加者のパニックは徐々に収まるにつれ、資金の行き先を探す必要が出てきます。そこで、今度は「金」に資金が流入しやすくなります。そして、いち早く「金」は買い戻されてゆきます。

下げたとしても、このようなストーリーになる可能性が高く、問題はクラッシュ時の深さです。

想定される最大の安値としましては、昨年末の3,808円ということになるのでしょうが、世界はその時よりもマネーサプライを増やしており、また当時は年末要因もあって損切りの投げ売りが出やすい環境であったとも考えられます。という見解からも、そこまでの安値はまず考えにくく、もう一段上の節目が最大想定値と言えそうです。下げたとしても私は4,050円だと考えております。

とはいえ、現在の4,200円台後半で買ったとしましても買い平均値を4,300円台前半に下げてくる程度にしかなりませんし、難平で考えるにはあまりにも値幅が大きいと思います。4,250円前後を一つの区切りとして、撤退も考えております。宜しくお願い致します。

当然ながら撤退した場合は、再び買いなおすつもりです。
 
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世界ETF残高 1581.72(13日)1581.72
リースレート -0.11%(13日)-0.10%

CFTC大口投機家 買越 136,653枚(10日時点) 先週 買越 141,765枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統