NY金 1660.70 +16.80 1.02%
NYダウ 12715.93 -213.66 -1.65%
ナスダック 2991.22 -55.86 -1.83%
ドル円 80.67 (16:58現在)

欧州市場が本格的に開始され、昨晩から通常の相場と言えそうですが、引き続き下げ圧力の強い一日となりました。大きな目で見るならばNYダウは昨年10月の安値10,400ドルから先週高値13,300ドルまで約2900ドル上げた後に現在600ドル下げている状況です。上げ幅の3分の一押しで約1000ドル、これだけ大きく回復してきた相場の調整と考えれば、当然の下げ幅でだと思われます。

雇用統計前までの金はリスクオフで下げておりましたが、雇用統計後の金は逆にリスクヘッジで買われ始めていると言われておりますが、実際のところはファンドの運用者に聞いてみないと分からないところです。そういった分からない部分を想像してみても仕方ありませんので、本日はチャートを主としたテクニカルで考えてみたいと思います。

現在のNY金価格は1,600ドル~1,700ドルのレンジで推移しております。直近でこの価格よりも下のレンジとなりますと、ギリシャ債務問題絡みで欧州がかなり不安定になっていたころ1,500ドル~1,750ドルといった大きなレンジとなります。日足での推移では3月以降安値を更新している状況であり、売り方に分がある状況であると言えます。

短期的な方向性を示すチャートは下向きに推移していることに間違いはありあませんが、現時点でギリシャ債務問題のころと同じ状況、またはそれ以上に信用不安が悪化している状況とは言えませんので投げ売りが出たとしても1,500ドルレベルであると考えられます。

では、東京価格はいくらなのか。

NY市場が1,520ドル台をつけていた頃、東京市場も3,851円、3,808円の価格をつけておりましたが、かつてのドル円は現在と比べて4円以上円高の76円台で推移しており、それを計算に入れますとドル円が現状維持であれば東京価格はかつての安値より200~250円ほど高い価格となります。

本日も、日銀から追加の金融緩和策を講じる可能性があるという話が漏れ、27日の金融政策決定会合での議題に上がるようです。2月の会合では「インフレターゲット」導入として、デフレを克服するために金融緩和を行うとしておきながら、国債の買い入れ資産は増えているものの、日銀全体としてのマネーサプライは一向に増えておらず、欧米のように有言実行とは程遠い状況が続いております。口先だけではなく、本当にデフレ脱却をするつもりがあるのか、日銀は何を考えているのか全く分かりません。本当にマネーサプライが増えるのであれば、当然円安です。

NYが1,520ドル、ドル円が81円ならば、東京は4,050円~4,150円と言う事でしょうか。

テクニカル指標とはそもそも机上の空論です。現時点で考えられる最大の安値であり、あくまで机上の空論ですが、この価格は頭の片隅に置いておかなければいけない可能性であり、それを踏まえた上での売買を組み立てる必要があると思います。

そのうえで、今週、来週の値動きは非常に重要であると考えております。節目となる価格は4,250円辺りと考えており、これを完全に下抜けるような動きになった時には一度買い玉の撤退もせざるを得ません。申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。

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世界ETF残高 1581.72(10日)1582.65
リースレート -0.12%(10日)-0.13%

CFTC大口投機家 買越 141,765枚(3日時点) 先週 買越 147,821枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統