ドル円 81.36 (19:29現在)


先週末は米雇用統計が発表され、唯一取引が行われていた為替市場でドル円が1円近く円高に進みましたが、東京商品市場夜間取引ではメインプレーヤーと言えるファンド、商社が全く取引を行っていなかったため、採算上50~60円下げても良い状態にいながら、価格は動きませんでした。

日本でも休日明けて、本日月曜日、全体的に重い相場となりましたが、新たなレンジへの下落は起こっておりません。ガソリン価格などが71,000円台まで下げましたが、これも実際のところ3月初旬安値圏であり、全般的に短期的には下向きに推移しているようですが、中長期の流れは変わっていないように思われます。

需給環境からしますと、どの銘柄も世界的に景気が良い状況ではないので、需要が振るわないのは当然であり、現時点で商品市場の現物市場における需給環境を材料に下降トレンドを想定する考え方に、私は賛成できません。

まさに、先週末の夜間取引が全く動かなかった事が良い例であり、商社と言えども海外市場が開いていなければ東京市場で単独で売買をするほどのリスクをとることは出来ないでおります。結局は、大きなリスクをとっている海外ファンドが市場を牛耳っていると考えるのが自然であり、彼らの投機の動機は過剰流動性であり、世界が金融緩和状態である以上、下げを主体に相場を組み立てていくことは考えにくいと思われるからです。

瞬間的な調整安はあると思われるものの、下値を切り上げて行く相場には変わりないと考えております。金においては先週末より4,300円前後の場面を買う事を思案しておりますが、もう少し安値があるかもしれないと感じており、今しばらく買い場面を待ってみたいと考えております。

米雇用統計は、失業率は0.1%低下して8.2%となりましたが、非農業部門の雇用者数が12.0万人増と予想を大きく下回る結果となったことから、リスクオフとなりドル、株式ともに弱い展開となりそうです。しかし、そこで隠れている上昇要因は、QEです。QEの可能性はいまだ健在であり、米経済が脆弱なうちはいつでも発動をちらつかせるのではないかと思われます。

本日は、日本の貿易収支、経常収支が発表されましたが、予想通りの数値となっております。また、中国のCPI、PPIともに予想通りですが、いまだ中国のCPIが+3.6%と伸び続けておりますが、インフレが中国経済に悪影響を及ぼさない範囲での運営が順調に行われていると言われております。

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世界ETF残高 1582.65(6日)1582.65
リースレート -0.13%(5日)-0.13%

CFTC大口投機家 買越 141,765枚(3日時点) 先週 買越 147,821枚
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