NY金 1672.00 -7.70 -0.46%
NYダウ 13199.55 -64.94 -0.49%
ナスダック 3113.57 -6.13 -0.20%
ドル円 82.72 (13:46現在)

市場ではFOMC議事録の影響が予想以上にでております。

昨日の想定した範囲内の出来事であり、レンジの範囲内での動きですので、特に慌てることもないのですが、これほどまでに市場が材料を欲していた、またはQEを期待しているのかと驚いております。内容としましては、先月13日のFOMC(米連邦準備理事会)で、今後経済が悪化したときの追加緩和、要はQE3(量的緩和第3弾)の必要性を感じているものが、前々回1月の「数名」といった表記から、「2~3人」といった表記へと人数が減少していたことで、QEの可能性が低下したと市場は判断しました。

それによって、株式市場は特にどちらとも言えない動きでしたが、やや圧迫されました。もっとも大きく動きがあったものとしては、『ドル』と『金』でしょうか。

ドルは、現在の希薄化、金融緩和状態から抜け出す出口戦略への可能性の動きとして急激に買われることとなりましたし、金も同様に基軸通貨ドルに対して価値を高めていることがここ数年の金上昇の根源でありますので、ドルが価値を高めることになれば必然的に金の価値は下げていきます。

アメリカの株式市場も高値圏を維持している中、国債利回りまでもが2.10%あたりの戦後最低水準にまで下げてきております。通常は株式市場と、国債市場は反比例の動きをすることが多いのですが、どちらも買われていることを考えますと、世界の資金がアメリカに流入していると考えるのが妥当です。気になりましたので少し調べてみましたところ、ここ最近では特にドイツから大きく資金が流出しているようです。日本も日銀の緩和策以来、資金流出が多いようです。特にアメリカ国内の大型株に資金が流入しているようで、過剰流動性は徐々に景気回復の流れを先読みして本丸であるアメリカへ流入しているのでしょう。

金融市場は、あくまでお金の流れであり、このような流れは重要視しなければいけません。

金に対する影響を考えてみますと、恐らく上値は抑えられながらも、現実にアメリカが金融引締めへ舵をきるまでは大きく下がることはないように思っております。私は、金融引締めへの舵取りは本当に難しいと考えております。景気が回復していくどのタイミングで引き締めを行うのか。早過ぎれば景気回復の腰を折ることになりかねませんし、遅過ぎれば過度のインフレを招きます。と言う事は、いまだ金融、経済は不安定であると考えられます。よって、金の中長期の上昇トレンドは継続されるのではないかと考えております。

しかし、今までの様な急上昇は考えにくいところですので、安値圏で買って、種玉を残しながらもある程度の値幅でリズムよく利益を確定してゆく必要が、今まで以上に出てきているとは考えております。じっくり待ちますが、あまりどっしりと腰を落ち着けないようにしたいとも考えております。

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ETF残高 1586.24(3日)1586.24
リースレート -0.14%(3日)-0.14%

CFTC大口投機家 買越 147,821枚(27日時点) 先週 買越 131,463枚
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