NY金 1650.30 +3.30 0.20%
NYダウ 13124.62 -45.57 -0.35%
ナスダック 3075.32 +1.17 0.04%
ドル円 83.31 (15:42現在)

昨晩は米中古住宅販売統計が軟調、米景気の先行き不安から金融市場は方向感のはっきりしない値動きでした。昨日大きく下げていた、商品市場は原油、金を中心に幾分切り返す値動きとなっておりましたが、ドル円の乱高下もあり、こちらも方向の定まらない展開となっておりました。アメリカ経済、そしてドル円、金はどこへ向かうのでしょうか。

今後のアメリカ経済を占う上で重要なポイントとして雇用と住宅について目を配る必要があります。雇用については2009年の最悪期から比べますと、失業率こそサブプライムショック、リーマンショック以前の4%台までは程遠い8%台(2009年10月10.1%)を推移しておりますが、非農業部門雇用者数は昨年後半より安定的に10万人から20万人前後の増加を続けており数字だけ見るのであれば、2007年以前の健全な雇用状況あるように思われます。しかし、かたや住宅市場はいまだ冷え切っている状況であり、中古住宅は最悪期から3割程度の改善、新築住宅の販売件数に至っては下げ止まったものの3年以上横ばいを続けている状況です。

住宅価格が大きく下がってしまっている現在、ローンの残債を抱え担保割れを起こしてしまっている物件に対して売るに売れない人たちが増えている状況で、この改善には家計の改善が必要であり、雇用の改善からワンステップ上の改善が必要となります。そのため、アメリカの住宅価格の上昇や住宅市場の回復にはまだまだ時間が掛かりそうです。ちなみにゴールドマンサックスでは住宅価格の見通しを2013年を底値にして上昇していくとしているようです。

本日は日本の貿易収支が発表されましたが、予想されていたマイナスではなくプラスの329億円という数字が出されました。この要因としましては、ひとえに日銀の金融緩和策に伴う円安に乗じた輸出増による数値であると思われます。そのため、重要なことは急激な円安が今後落ち着いた後でも黒字を維持できるかどうかと言えそうです。もちろん、最大の貿易相手国であります中国の動向も重要ですが、不安定なアメリカ経済の影響のほうが大きいと言えそうです。

まだまだ時間が掛かりそうなアメリカ経済の回復から考えますと、どうしても今現在の通貨増発を原因としたコストプッシュインフレ時の相場は、悪材料に対して敏感に大きく反応する場面が多いと想定しております。そう考えますと、十分な調整安を待たずして買い参入しますと、意外にその後の下げ幅が大きかった時に慌てることとなりますので、じっくり納得のゆく場面まで買い参入を待つことを考えております。ちなみに現在は、先日の急落時に試しで買った金を維持している状況です。

今晩は、バーナンキ議長の講演(01:45)、米失業保険申請件数(21:30)に注目です。

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ETF残高 1589.74(21日)1589.74
リースレート -0.11%(21日)-0.15%

CFTC大口投機家 買越 150,906枚(13日時点) 先週 買越 163,265枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統