19日
NY金 1667.30 +11.50 0.69%
NYダウ 13239.13 +6.51 0.05%
ナスダック 3078.32 +23.06 0.75%

20日
NY金 1647.00 -20.30 -1.22%
NYダウ 13170.19 -68.94 -0.52%
ナスダック 3074.15 -4.17 -0.14%
ドル円 83.61 (11:17現在)


東京は春分の日で休日を挟みました。株式市場、商品市場ともに上げ一服といった状況となっております。

19日夜までは、アメリカの景気改善観測、EU圏債務危機の鎮静化の流れを引きつぎ、原油価格も再び110ドルを目指すかの勢いがあったものの、昨晩のBHPビリトン(英豪系鉱業大手)の中国経済の鈍化、1次産品の需要減退の兆候を懸念しているとした発言があり、それをきっかけにして資源株、商品価格は大きく下落することとなりました。

上手く言葉で説明するならば、上記ような要因と言えるのでしょうが、恐らく最近の相場上昇の過熱感を冷やす単なる調整安の一つなのではないかと考えております。

そもそもの中国経済鈍化の理由は、ここ最近の世界的な金融緩和に端を発するインフレ懸念によるものであります。しかし、アメリカにおけるインフレ懸念と中国のインフレ懸念は似て非なるものではないかと考えております。基本的にはアメリカの景気動向はいまだ低迷中と言える段階であり、失業率は下げてきたとはいえ8.3%もある状況です。かたや中国経済はいまだ開発途中であり、特に内陸部の経済発展の伸び代は大きく残された状況であるため、需要は十分に引き出せる状況にあると思われます。

経済用語でいうなれば、アメリカはスタグフレーションに近く、中国は通常のインフレーションと言えます。インフレが強まりバブル経済を引き起こすことを避けるために、早めにマネーサプライを調節することで大きな景気失速を回避してきた中国のかじ取りのほうがよほど簡単なわけで、アメリカはマネーサプライのさじ加減を少しでも間違えれば、大きな危機に陥る可能性を秘めております。現段階では物価が一気に10倍なることはありませんが、供給を満たすための需要増加トレンドを一刻も早いスピードでつくり出さなければ、物価高騰が今後の企業収益改善に向けて相当な足かせになってゆき、最終的には現在の不況先進国日本の様な状況になってしまうと思われます。

何度も書くようですが、今年がアメリカの景気回復の正念場であると考えられます。何度も、危機的な事が起こり大きな下げが行われると思われますが、私は基本的にアメリカは回復方向に向かって行けると考えております。わが日本は現在のままの政治、体制であれば、そのアメリカの回復に大きく影響されるのでしょう。

本日、金は月曜日の終値からあまり変わらずの価格で推移しております。下げた場面のみを買い拾う考え方に変化はありません。プラチナも同様に4,400円以下が欲しいところです。

⇒海外価格換算サイト海外最新値からの国内価格は?


ETF残高 1589.74(20日)1592.76(19日)1592.76
リースレート -0.16%(20日)-0.15%(19日)-0.18%

CFTC大口投機家 買越 150,906枚(13日時点) 先週 買越 163,265枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統