NY金 1728.40 +0.30 0.02%
NYダウ 12904.08 +123.13 0.96%
ナスダック 2959.85 +44.02 1.51%
ドル円 79.12 (15:32現在)

昨晩の欧米市場は、完全にリスク選好型で金融市場全般が買われる展開となりました。

その理由としまして、いまだギリシャへの第2次支援が決定されるかどうかは明確にはなっておりませんが、その他幾つかのアメリカの経済指標が好感されました。失業保険の申請件数が予想以上に減少した事、金融緩和政策が続けられている中、PPI(生産者物価指数)も抑えられインフレリスクが低い事や、住宅関連もしっかりと伸びている事などが材料となりました。

スペインでは昨年8月から6カ月続いた金融株の空売り規制を解除したため、銀行株は急落となりました。何度も延長されたこの空売り規制は、市場が改善されたとする政府の見解から昨晩解除されました。実際、先日行われたスペインの銀行大手サンタンデールのカバードボンドの発行は順調であり大きく資金調達できております。ECB(欧州中央銀行)の流動性の供給の効果が出ているものと思われます。とはいえ、ギリシャの次はスペインと言われる様な状況で、今回の空売り規制解除は時期尚早との声も聞かれます。

ギリシャに関しては、ECBが500億ユーロ(約5兆1600億円)の債務交換に応じるとの報道がありましたが、これはいまだ難航しているPSI(民間部門関与)における交渉を進展させるための動きであると思われます。またユーロ圏各国の中銀も、先だって債務交換に応じる気配であり、週明け20日に行われるユーロ圏財務相会合での第2次支援の承認の可能性は非常に高いようです。ただし、一部の歳出削減策の具体案が決定しておらず、何とかして財務相会合に間に合わせなければいけません。タイムリミットは迫っております。

リスク選好型として買われた株式同様に、過剰流動性は金市場にも流入しており、ドル高にも拘らずNY金も前日と変わらず1,700ドルをしっかりとキープしており、東京市場は12月以来の高値4,400円台へ突入しております。テクニカル的に、ここから上は4,450~4,500円あたりに抵抗があると考えております。

まともな調整がほとんど入らないまま上昇相場が続いております。昨晩の、ロンドン時間の調整が入りそうな雰囲気は何だったのかと思うほどです。相場が強い時はこんなものです。事実、現物の売り物もあまり入ってきていないようで、NYの直近の高値1,760ドルあたりまではまとまった現物は出てこないのかもしれません。単純に30ドルの上昇で約60円です。テクニカル同様に、やはり、そのあたりなのでしょうか。

仕掛け時を待つしか仕方ありません。申し訳ありません。

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ETF残高 1580.88(16日)1577.86
リースレート -0.26%(16日)-0.27%

CFTC大口投機家 買越 177,507枚(7日時点) 先週 買越 171,359枚
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