NY金 1717.70 -7.20 -0.42%
NYダウ 12878.28 +4.24 0.03%
ナスダック 2931.83 +0.44 0.02%
ドル円 78.48 (15:45現在)
昨晩の話題は、何を置きましても日銀の10兆円資産買入れ増額であり、あれほどにまで量的緩和に否定的であった日銀の政策としてはサプライズとなりました。これは、ドル円にとってはドル買材料となるのは当然のことですが、金にとっても買い材料となります。しかも、日本円の量的緩和であり、円安による円建て金価格も上昇することとなり、東京金はダブルの上昇要因となります。
その逆にNYでは円安ドル高で、金価格は7ドル安となりました。欧米の株式市場は、格付け会社ムーディーズのユーロ圏6カ国の格下げを発表し、やや下げる場面も見られましたが、今晩のユーロ圏財務相会合に焦点定まっており、様子見ムードが強く、大きな値動きにはつながりませんでした。
最上級格付けがかろうじて維持されているフランス、ギリシャ危機にどの程度の影響を受けるか微妙なイギリス、ハンガリー同様に銀行のリスクが高いとされるオーストリアが、格下げはなかったものの、見通しを「ネガティブ」へ変更されたことから、今後の格下げの可能性が強まり、金融機関の資金調達に支障をきたす懸念があります。しかし、現在もECB(欧州中央銀行)は国債買い入れを継続しており、流動性は十分に維持できているため、昨年末の様な国債金利急騰騒ぎは、格付け機関の影響では起きにくくなってきております。
しかし、その副作用としてインフレリスクがあり、そのバランスをいかに正常な範囲内に抑えるかが中央銀行の腕の見せ所でしょう。日銀では一昨年10月からの資産買入れの総額は30兆円増えたことになりますが、国債に関して昨年10月までの1年間で1.5兆円から9兆円まで3回に分けて増額を行ってまいりましたが、今回の10兆円の増額は突然であり、また今迄からしますと金額も大きい為、市場の反応は大きいと思われます。円高、GDPマイナスの要因は明らかなはずですので、先進国中央銀行が軒並み量的緩和をする中で日銀も量的緩和に踏み切らざるを得なかったのではないかと思われます。
アメリカFRBのバランスシートは総額約2.3兆ドルあり、1ドル79円で計算しても約182兆円で、日銀のバランスシートは今月10日時点で約139兆円となっており、これも単純には言い切れませんが、GDPが日本の2倍以上(実質DGPアメリカ13.4兆ドル=1060兆円:79円で計算、506兆円)にあるアメリカと比べても日銀のバランスシートは大きく緩和状態にあることがわかります。では、なぜこれほどまでに円高が進んだのでしょうか。これは、13日のブログに書きましたように、2006年のデフレ脱却見通しを間違えてデフレ下で金融引き締めに動きました。いくらバランスシートのGDP比が大きいとはいえ、最もタイミング悪く、デフレ下での金融引締めという、経済原則上最もしてはならない事をして日本経済を悪化させた責任は日銀、財務省にあると思われます。
今回の量的緩和は良いタイミングであり、もちろんインフレに注意しながらも、世界と歩調を合わせてもらいたいものです。私は日本が再び大きな貿易黒字を目指すことで、景気回復が可能なのではないかと考えております。日本人の不況続きの暗い気持ちが、好転することを願います。
話はそれましたが、日銀の資産買入れは、国債に関しては19兆円のうちいまだ4兆円しか投入されておりません。まだまだこれからであると思われます。円安、ドル高、商品高。そののち、株高につながれば良いと思います。どちらにしましても、インフレです。押し目は買って行きます。ただし、現時点では調整待ちとしております。あせらず待ちたいと思います。
訂正
ユーロ圏財務相会合は20日に延期されております。申し訳ございません。
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金
ETF残高 1577.86(14日)1578.24
リースレート -0.27%(14日)-0.27%
CFTC大口投機家 買越 177,507枚(7日時点) 先週 買越 171,359枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
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昨晩の話題は、何を置きましても日銀の10兆円資産買入れ増額であり、あれほどにまで量的緩和に否定的であった日銀の政策としてはサプライズとなりました。これは、ドル円にとってはドル買材料となるのは当然のことですが、金にとっても買い材料となります。しかも、日本円の量的緩和であり、円安による円建て金価格も上昇することとなり、東京金はダブルの上昇要因となります。
その逆にNYでは円安ドル高で、金価格は7ドル安となりました。欧米の株式市場は、格付け会社ムーディーズのユーロ圏6カ国の格下げを発表し、やや下げる場面も見られましたが、今晩のユーロ圏財務相会合に焦点定まっており、様子見ムードが強く、大きな値動きにはつながりませんでした。
最上級格付けがかろうじて維持されているフランス、ギリシャ危機にどの程度の影響を受けるか微妙なイギリス、ハンガリー同様に銀行のリスクが高いとされるオーストリアが、格下げはなかったものの、見通しを「ネガティブ」へ変更されたことから、今後の格下げの可能性が強まり、金融機関の資金調達に支障をきたす懸念があります。しかし、現在もECB(欧州中央銀行)は国債買い入れを継続しており、流動性は十分に維持できているため、昨年末の様な国債金利急騰騒ぎは、格付け機関の影響では起きにくくなってきております。
しかし、その副作用としてインフレリスクがあり、そのバランスをいかに正常な範囲内に抑えるかが中央銀行の腕の見せ所でしょう。日銀では一昨年10月からの資産買入れの総額は30兆円増えたことになりますが、国債に関して昨年10月までの1年間で1.5兆円から9兆円まで3回に分けて増額を行ってまいりましたが、今回の10兆円の増額は突然であり、また今迄からしますと金額も大きい為、市場の反応は大きいと思われます。円高、GDPマイナスの要因は明らかなはずですので、先進国中央銀行が軒並み量的緩和をする中で日銀も量的緩和に踏み切らざるを得なかったのではないかと思われます。
アメリカFRBのバランスシートは総額約2.3兆ドルあり、1ドル79円で計算しても約182兆円で、日銀のバランスシートは今月10日時点で約139兆円となっており、これも単純には言い切れませんが、GDPが日本の2倍以上(実質DGPアメリカ13.4兆ドル=1060兆円:79円で計算、506兆円)にあるアメリカと比べても日銀のバランスシートは大きく緩和状態にあることがわかります。では、なぜこれほどまでに円高が進んだのでしょうか。これは、13日のブログに書きましたように、2006年のデフレ脱却見通しを間違えてデフレ下で金融引き締めに動きました。いくらバランスシートのGDP比が大きいとはいえ、最もタイミング悪く、デフレ下での金融引締めという、経済原則上最もしてはならない事をして日本経済を悪化させた責任は日銀、財務省にあると思われます。
今回の量的緩和は良いタイミングであり、もちろんインフレに注意しながらも、世界と歩調を合わせてもらいたいものです。私は日本が再び大きな貿易黒字を目指すことで、景気回復が可能なのではないかと考えております。日本人の不況続きの暗い気持ちが、好転することを願います。
話はそれましたが、日銀の資産買入れは、国債に関しては19兆円のうちいまだ4兆円しか投入されておりません。まだまだこれからであると思われます。円安、ドル高、商品高。そののち、株高につながれば良いと思います。どちらにしましても、インフレです。押し目は買って行きます。ただし、現時点では調整待ちとしております。あせらず待ちたいと思います。
訂正
ユーロ圏財務相会合は20日に延期されております。申し訳ございません。
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