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注目のギリシャでは民間の債権団と債務交換について合意がなされたようです。トロイカ(EU、ECB、IMF)が求めている緊縮策について、国内党首会談では年金の削減についての法制化については意見が分かれているようですが、その他の最低賃金の引き下げや人員削減、医療関連費用の削減等には合意がなされたようです。引き続き、トロイカとの協議が行われているようです。ギリシャのパパデモス首相は今晩日本時間10日の午前2時からユーロ財務相会合が開かれるまでに全面合意を目指す考えを示しました。

昨晩の欧米市場では主だった経済指標の発表もなく、株式市場は全体的にはっきりとしない動きとなりました。とはいえ、FRBの金融緩和、量的緩和は好走しており、株価は2008年のリーマンショック前の高値約14,000ドルから6,500ドルまでの下げ幅のうち8割以上の回復しております。しかしながら巨額の量的緩和をすることで、ドルの希薄化もありドル円が2007年の120円から現在の77円まで下げている事を考慮しますと、日本から見た実際の価値としては当時と比べ6割程度しかないと言え、戻り幅としては35%程度の回復となります。(2007年14,000ドル×120円=1,680,000 2012年13,000ドル×77円=1,001,000)(ちなみに最安値2009年6,500ドル×99円=643,500)

どちらにしましても、株価は大きく上昇してきていることに違いはありません。インフレや貿易収支の問題もありますが、国民の意識改善は大きいのではないでしょうか。日本の国民は、ここ数年全く日の目を見ておりません。政府はまさに日本人の国民性の様な保守的な財務省の独善的は考え方が政府の財布にまずお金を貯めてから、景気刺激策を行うといった増税先行策を取ろうとしております。日本政府の2012年予算は2009年の過去20年間で最低の税収から5兆円ほど回復して計上しておりますが、歳出は2009年よりも少ない計上あり、完全に緊縮財政と言えます。(昨年度の歳出は補正予算で震災復興費20兆円が入っているので省きます)とはいいながら、天下りや議員定数削減、公務員給与減といった政府関係の歳出は減らすことなく、そのしわ寄せは国民のほうへといった弱いものいじめが続いております。今年の日本は昨年以上に厳しくなるのかもしれません。

PIIGSなどと比べれば日本国民はお金持ちなので、今すぐにギリシャのようなことになるとは思えませんが、日本政府が破綻してしまえば大混乱となります。少し前のブログにも書きましたが、日本国民が日本銀行券を信用できなくなったときには日本国債を買い支える人はいなくなり、現日本政府は破綻します。今のギリシャよりひどい事になるのかもしれません。政治に対して無関心な人達が増えてしまった我々国民の責任でもあります。日本のデフォルトを狙うヘッジファンドも色々な事を言って揺さ振りをかけてきますが、我々日本国民が責任を持って政治に参加し、国を変えていく努力をすべきだと思います。日本は破たんさせません!

FRB、中国の金融緩和策や今晩発表される予定のイギリス中央銀行の資産買い入れ規模拡大、そして、今月28日には再びECBによるLTOR(長期資金供給オペ)など世界的にお金はジャブジャブになってきております。相対的に金は上昇して当然です。日銀は、先進国における量的緩和による金融政策では需要が飽和状態になるといった考え方を採用しております。景気回復には所得格差や所得再配分に関する政策の枠組みを変えてゆくことを目指しており、牛歩のごとく歩みです。我々国民は今後も長い時間を苦しまなければいけないようです。ということとなれば、当然円は金同様に他の通貨に比べて買われやすくなって当然です。円高、金高ということですが、価値という意味では無国籍通貨であり、絶対量が限られている金に軍配が上がると思われますし、流動性という意味では圧倒的にパイが大きい円のほうが重宝されます。こういったことが根底にあるかぎり、金も円も買われ過ぎた分は修正されながらも、上昇してゆくのではないでしょうか。

ギリシャのデフォルトはそういった意味では小さな材料です。下げを待って買いたいと思います。

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ETF残高 1573.45(8日)1573.45
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CFTC大口投機家 買越 171,359枚(31日時点) 先週 買越 142,223枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統