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昨晩の欧米市場では特に大きな経済指標の発表はなく、ギリシャの債務減免問題、3月の国債償還までに支援を受けられるかが大きな問題となってきております。しかし、想像していた通り、同じ通貨圏でありながら、各国それぞれの利害関係が大きく、お互いに脅し合いの状況となっております。

誰もがわかっていることですが、このままではギリシャの現在の借金は払えるわけがありません。IMFが求めているように2020年までにDGP比120%までに債務を圧縮することは、ほぼ不可能です。それならば、なぜデフォルトしていないのか。ギリシャをデフォルトさせてしまえば、ユーロ圏が大きくぐらつくことになるからです。もうすでに、EFSFだけでもギリシャには800億ユーロのお金がつぎ込まれております。それどころか、フランスとドイツの政府、金融機関を合わせて600億ユーロを超す国債を保持しております。

とても払いきれない借金を期限までに支払うための、ユーロ圏の決める経済改革といった条件をギリシャに突きつけておりますが、ギリシャ国内での党首会談ではこれ以上の緊縮財政は受け入れられないとしております。これには同国で4月に行われる選挙に向けての人気取りとの噂もありますが、実際にギリシャの一般公務員は決して裕福な暮らしをしているわけではなく、昨年の緊縮政策以降、公務員は賃金、人数ともに大幅にカットされ失業率は17.7%に跳ね上がっております。若年層(15~29歳)では35%を超えております。このことからも想像できるように、恐らく今回の経済改革案拒否は、ギリシャ国民にとっては本音であるように思われます。

そのため、明日に引き伸ばされた、トロイカに対する返答は『NO』と出る可能性が高いように思われます。むしろ、多大な資金を融資してしまっているドイツ、フランスのほうが折れるほかありません。しかし、IMFは国際的な機関ですので、あまり柔軟な対応をしてくれるとは思えません。

これだけ大きな問題となっているにもかかわらず、相場はそれほど大きく動いているわけではありません。金は一昨日までの一本やりの上昇からしますとこれくらいの調整は当然と言えるわけで、ギリシャの材料が本格的に懸念されているような値動きではありません。株式、外為市場ともぼやっとしております。嵐の前の静けさでしょうか。または、必ずトロイカ(EU、ECB、IMF)が妥協すると考えられているのでしょうか。急に値が動く可能性がありますので、要注意です。

テクニカル的には、4,100円台を買いたいと思っておりますが、時間と共に下値は固まってきているようにも感じます。しばし、様子見とさせてください。宜しくお願い致します。

先週まではファンド買いが大きく進んでいるようでしたが、今週の調整局面からは、特に1700ドル近辺からは実需の動きが出てくると思われますので、注視していきたいと思います。

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海外最新値からの国内価格は?


ETF残高 1573.45(6日)1573.45
リースレート -0.27%(6日)-0.29%

CFTC大口投機家 買越 171,359枚(31日時点) 先週 買越 142,223枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統