NY金 1726.70 +26.60 1.56%
NYダウ 12734.63 -22.33 -0.18%
ナスダック 2805.28 -13.03 -0.46%
ドル円 77.09 (17:00現在)

本日の午前中で、お客様の金、プラチナの買いはいったん決済をお勧めさせて頂きました。昨日のブログでも述べさせて頂きましたが、本命はあくまで押し目買いです。また、新規の売りに関しましても、それほど長期的な見方はしておりません。次は、売り玉の利食い場面、そして、新規買い場面を狙っております。

本日、なぜこのような判断に至ったかと言う事の一部には、今回の上昇があまりにも急激であったと言う事と、本格的に価格が上昇してゆくファンダメンタルとして現在のものは非常に頼りないものとして考えられたからです。

現実的に、EU情勢は昨年夏以降のギリシャショックから、いまだ明確な債務問題解決への道筋は示されていおりません。ゆっくりとではありますが前進している感はあり、二進一退といった感じで、「進んでは、いる」といったところです。また、中国の金融緩和も先月の預金準備率引き下げ以降目立った動きもありませんし、一昨日のアメリカFOMCによって金融緩和政策の延長は発表されましたが、市場が期待している『QE』(量的緩和)については、何も明言されておりません。では、ここ数日の貴金属の急上昇の最大要因は何なのか。

あくまで私の考えなのですが、昨年末まで歴史的な規模にまで積み上がっておりました『ユーロ売り』が、買い戻され年初の1ユーロ1.26ドル、1ユーロ97円の安値からそれぞれここ2週間で5%前後上昇しております。これは、EUやアメリカ、日本の情勢によるものではなく、内部要因による相場変動と考えられます。

そこで金にも似たような資金が入っており、似たような動きになっているのではないかと考えております。実際に金にあてはめますと、金の年初3,800円から4,000円までの上昇は年末の急落に対する修正と考えられますが、その後5%の上昇としての200~300円の上昇は、新規参入の資金による上昇ではなく、売り手の買い戻しが中心となるような内部要因の変化での上昇であると考えられます。急落時の「投げ」が「投げ」をよぶスパイラルとは逆の「踏み」(ふみ)(損切を伴う買戻し)が「踏み」をよぶスパイラルになっていると言う事です。

相場格言にある様に「踏んだらしまい、投げたらしまい」となるのでしょうか。

相変わらず、ギリシャの債務交換交渉は難航しております。ドイツ国内ではギリシャ救済の条件としてEUやECBの管理下にギリシャを置くべきとの意見も出ているようです。ギリシャは就労人口の4分の1が公務員と言われ、さもぬるま湯につかっているかのような言われ方をしておりますが、私はそうではないと思います。実際に行政や国防、社会保障分野に関わる就労人口の割合はイギリス、ドイツ、フランスよりも少ないようです。また、ギリシャでは電話、電気、交通機関などかなりの業種がいまだ公社となっているため、そのような数字となっているのでしょう。日本の公務員数が世界的にも少ないように言われておりますが、東京電力や独立行政法人などの半官半民のような企業は公務員にカウントされておりません。

話は逸れましたが、ギリシャがEUの管理下に置かれれば、国民はギリシャ国民として尊厳を保てるのでしょうか。大量の失業者が出ることになるでしょうし、その受け皿となる産業はギリシャにはありません。ギリシャのおかげで、マルクではなくユーロが競争力を得て、ドイツが潤ったとも言えます。利用できなくなったら、足切りということでしょうか。そうは言いながらも、メルケル首相も最終的には、デフォルトを避けるために動かざるを得ないことはわかっていると思います。

 
最良なる予言者は過去なり

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