NY金 1647.70 +8.10 0.49%
NYダウ 12471.02 +21.57 0.17%
ナスダック 2724.70 +13.94 0.51%
ドル円 76.75 (14:15現在)
大方の予想通り今回のECB(欧州中央銀行)の政策金利引き下げは見送られ、1%が維持されました。ドラギECB総裁の会見内容も特に目新しい政策について言及されることはありませんでした。昨年末の流動性の供給が功を奏しており、現時点のEUは「相当な下振れリスクがある」ものの、「経済活動は低水準で安定しつつある兆候が見られる」といった前向きな評価について述べました。また、緊急時には更なる「行動の用意がある」とも表明しており、市場に対しての心理的なフォローとなったようです。
また、昨晩のイタリア短期債の入札は前回の半分程度の利回りまで下がり、スペインの5年債なども利回りは低下しております。ドラギ総裁の言うように、先月の資金供給オペが少なからず機能しているといえそうです。しかし、ことし2012年のEU圏ではこの先10年を見越しても最大額の国債償還が控えており、明日のイタリア3年債のみならず、30日に予定されているイタリア5年債、10年債に注目です。債券というシステムはそもそも、未来を買うものであり、ドラギ総裁の資金供給オペを「時間の先延ばしをしているだけである」といった批判的な一言で片づけることはできません。
資本市場はそうやって大きくなってきたわけですから、その信用創造が実体経済に対して大きくなりすぎていると言われるのが、アメリカです。ですので、変な話、最近はEUが大騒動となっており、アメリカの経済指標も改善の兆しが見えているため、アメリカよりEUが悪いんだといったような風潮になっておりますが、本来とてつもなく大きな爆弾を抱えているのはアメリカです。資本市場を本当に壊しかねないのはアメリカの爆弾です。しかし、EUの爆弾が破裂しても、連鎖的にアメリカも大爆発をしますので、アメリカとしましてもEUに危機を乗り切ってもらいたいはずです。回復には時間をかけるしか道は無いように思います。
金に対しては、爆弾が破裂したときに、またはその前兆が見えた時の処方箋としてQE3を行うのであれば大幅な上昇が見込めると思いますが、そうなるまでは1500~1700ドルくらいが金にとって居心地がいい価格のように思われます。ただし、金融パニックししましても、QE3にしましても、その時はドル円が大きく円高に向かうため、実際どの程度まで東京金が買われるのかはそのQEの総量次第とも言えます。QE1とQE2合わせて1兆3500億ドルの量的緩和がなされ、大まかにはドル円で20~25円の円高になり、NY金は700ドル上昇しました。東京金では1,000円前後の上昇となりました。
本日の金、プラチナの動きは共にテクニカル的な調整と考えられます。本格的な上昇までは今しばらく時間が掛かりそうですので、無理をせずなるべく大きなポジションは控えたほうが良いように思います。個人的には、短期的に金は下げても4,000円前後、プラチナは3,600円前後ではないかと考えております。中期トレンドはまだ売り方のテリトリーと言えます。
金
ETF残高 1551.09(12日)1551.09
リースレート -0.26%(12日)-0.24%
CFTC大口投機家 買越 130,971枚(3日時点) 先週 買越 130,788枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
NYダウ 12471.02 +21.57 0.17%
ナスダック 2724.70 +13.94 0.51%
ドル円 76.75 (14:15現在)
大方の予想通り今回のECB(欧州中央銀行)の政策金利引き下げは見送られ、1%が維持されました。ドラギECB総裁の会見内容も特に目新しい政策について言及されることはありませんでした。昨年末の流動性の供給が功を奏しており、現時点のEUは「相当な下振れリスクがある」ものの、「経済活動は低水準で安定しつつある兆候が見られる」といった前向きな評価について述べました。また、緊急時には更なる「行動の用意がある」とも表明しており、市場に対しての心理的なフォローとなったようです。
また、昨晩のイタリア短期債の入札は前回の半分程度の利回りまで下がり、スペインの5年債なども利回りは低下しております。ドラギ総裁の言うように、先月の資金供給オペが少なからず機能しているといえそうです。しかし、ことし2012年のEU圏ではこの先10年を見越しても最大額の国債償還が控えており、明日のイタリア3年債のみならず、30日に予定されているイタリア5年債、10年債に注目です。債券というシステムはそもそも、未来を買うものであり、ドラギ総裁の資金供給オペを「時間の先延ばしをしているだけである」といった批判的な一言で片づけることはできません。
資本市場はそうやって大きくなってきたわけですから、その信用創造が実体経済に対して大きくなりすぎていると言われるのが、アメリカです。ですので、変な話、最近はEUが大騒動となっており、アメリカの経済指標も改善の兆しが見えているため、アメリカよりEUが悪いんだといったような風潮になっておりますが、本来とてつもなく大きな爆弾を抱えているのはアメリカです。資本市場を本当に壊しかねないのはアメリカの爆弾です。しかし、EUの爆弾が破裂しても、連鎖的にアメリカも大爆発をしますので、アメリカとしましてもEUに危機を乗り切ってもらいたいはずです。回復には時間をかけるしか道は無いように思います。
金に対しては、爆弾が破裂したときに、またはその前兆が見えた時の処方箋としてQE3を行うのであれば大幅な上昇が見込めると思いますが、そうなるまでは1500~1700ドルくらいが金にとって居心地がいい価格のように思われます。ただし、金融パニックししましても、QE3にしましても、その時はドル円が大きく円高に向かうため、実際どの程度まで東京金が買われるのかはそのQEの総量次第とも言えます。QE1とQE2合わせて1兆3500億ドルの量的緩和がなされ、大まかにはドル円で20~25円の円高になり、NY金は700ドル上昇しました。東京金では1,000円前後の上昇となりました。
本日の金、プラチナの動きは共にテクニカル的な調整と考えられます。本格的な上昇までは今しばらく時間が掛かりそうですので、無理をせずなるべく大きなポジションは控えたほうが良いように思います。個人的には、短期的に金は下げても4,000円前後、プラチナは3,600円前後ではないかと考えております。中期トレンドはまだ売り方のテリトリーと言えます。
金
ETF残高 1551.09(12日)1551.09
リースレート -0.26%(12日)-0.24%
CFTC大口投機家 買越 130,971枚(3日時点) 先週 買越 130,788枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統