NY金 1620.10 +7.40 0.46%
NYダウ 12415.70 -2.72 -0.02%
ナスダック 2669.86 +21.50 0.81%
ドル円 77.20 (15:00現在)
世界の経済状況は混迷を続けて行くのでしょうが、今までのように単純にセーフヘブンとして無防備に金を買ってゆくといったことは難しいように思われます。
ドルと金はもともと一体であるべきものです。現在はドルに対する信用がアメリカ経済の不安や量的緩和で失墜していることや、逃げ場として他の通貨であるユーロはもちろん買えませんし、買われている円も消去法で選ばれているにすぎません。そうなってきますと、無国籍通貨であり、総量がほぼ確定している金が最も信用できるものであり、積極的に買われて当然と言えます。
現在の金はドルの希薄化や世界の混迷を材料としたセーフヘブンとして長期保有を基本とした資金とファンドの様な目先の他の相場の動きに合わせて積極的に売買をするような資金とに、大きく2つに分けることが出来ると思われます。
EUでは、ギリシャのデフォルトについても今年3月の追加支援次第という事ですし、イタリアの銀行ウニクレディトの株価は19年ぶりの安値まで売られ、顧客に対するレポートではユーロが廃止される可能性を伝えるなど更なる悪化の材料がちらほら出始めております。年末上昇しかけていた株価も折り返し始めているようです。このような不安定な状況では、本来金は買われやすくなりますが、ファンドなどはあらゆる金融商品を複合的に購入しているため、片方の売買に損が出ればそれを埋め合わせるために利益の出ているものを同時に売却をすることを行ったりします。それも、金価格がもっと低い価格で売買されているうちは、こういった動きも少ないのですが、現在の様な急騰している状況では金も売却する銘柄の選択肢の一つになります。金価格は上昇の起点となる10年前の2001年から比べますと、昨年のピーク時1900ドルから300ドルも下がった現在でさえ6倍以上の価格を維持しており、通貨として考えるならば異常な状態です。
現在の金の参加者は、長期保有を目的とした資金は買い方針をそのまま維持している状況で、ファンドの様な比較的早い売買を行う参加者は、今回の下げである程度買っていたものを売り決済し、再び買い始めているような感じです。内部要因からしますと、もう少しファンド系の買いが入って上昇する場面があれば、再び売られるのではないかと思います。
また、リーマンショック直後の2008年12月から2010年3月までおこなった量的緩和は1兆7000億ドル、2010年11月から2011年6月までの第二弾では6000億ドル規模となり、いずれもそれを示唆した時期から金価格は上昇し、実施終了の前後で上昇力を失っております。(昨年8月から9月にかけての急騰は、ギリシャ危機)
現在のところアメリカの経済指標は好転してきており、市場参加者から期待されているQE3の予定は全くありません。今後起こりうるEU危機からアメリカに悪影響が及んだ時に、QE3は行われるのかもしれません。そこからは、金にとって非常に大きな上昇が始まる可能性が高くなります。
世界経済は混沌としておりますが、現在の金もこの状況を織り込んでいるため、今後の動きは不透明です。方向性を決定づける何か新たな材料を待ちたいところです。
金
ETF残高 1551.50(5日)1551.50(4日)
リースレート -0.25%(5日)-0.25% (4日)
CFTC大口投機家 買越 130,788枚(27日時点) 先週 買越 133,936枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
NYダウ 12415.70 -2.72 -0.02%
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ドル円 77.20 (15:00現在)
世界の経済状況は混迷を続けて行くのでしょうが、今までのように単純にセーフヘブンとして無防備に金を買ってゆくといったことは難しいように思われます。
ドルと金はもともと一体であるべきものです。現在はドルに対する信用がアメリカ経済の不安や量的緩和で失墜していることや、逃げ場として他の通貨であるユーロはもちろん買えませんし、買われている円も消去法で選ばれているにすぎません。そうなってきますと、無国籍通貨であり、総量がほぼ確定している金が最も信用できるものであり、積極的に買われて当然と言えます。
現在の金はドルの希薄化や世界の混迷を材料としたセーフヘブンとして長期保有を基本とした資金とファンドの様な目先の他の相場の動きに合わせて積極的に売買をするような資金とに、大きく2つに分けることが出来ると思われます。
EUでは、ギリシャのデフォルトについても今年3月の追加支援次第という事ですし、イタリアの銀行ウニクレディトの株価は19年ぶりの安値まで売られ、顧客に対するレポートではユーロが廃止される可能性を伝えるなど更なる悪化の材料がちらほら出始めております。年末上昇しかけていた株価も折り返し始めているようです。このような不安定な状況では、本来金は買われやすくなりますが、ファンドなどはあらゆる金融商品を複合的に購入しているため、片方の売買に損が出ればそれを埋め合わせるために利益の出ているものを同時に売却をすることを行ったりします。それも、金価格がもっと低い価格で売買されているうちは、こういった動きも少ないのですが、現在の様な急騰している状況では金も売却する銘柄の選択肢の一つになります。金価格は上昇の起点となる10年前の2001年から比べますと、昨年のピーク時1900ドルから300ドルも下がった現在でさえ6倍以上の価格を維持しており、通貨として考えるならば異常な状態です。
現在の金の参加者は、長期保有を目的とした資金は買い方針をそのまま維持している状況で、ファンドの様な比較的早い売買を行う参加者は、今回の下げである程度買っていたものを売り決済し、再び買い始めているような感じです。内部要因からしますと、もう少しファンド系の買いが入って上昇する場面があれば、再び売られるのではないかと思います。
また、リーマンショック直後の2008年12月から2010年3月までおこなった量的緩和は1兆7000億ドル、2010年11月から2011年6月までの第二弾では6000億ドル規模となり、いずれもそれを示唆した時期から金価格は上昇し、実施終了の前後で上昇力を失っております。(昨年8月から9月にかけての急騰は、ギリシャ危機)
現在のところアメリカの経済指標は好転してきており、市場参加者から期待されているQE3の予定は全くありません。今後起こりうるEU危機からアメリカに悪影響が及んだ時に、QE3は行われるのかもしれません。そこからは、金にとって非常に大きな上昇が始まる可能性が高くなります。
世界経済は混沌としておりますが、現在の金もこの状況を織り込んでいるため、今後の動きは不透明です。方向性を決定づける何か新たな材料を待ちたいところです。
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リースレート -0.25%(5日)-0.25% (4日)
CFTC大口投機家 買越 130,788枚(27日時点) 先週 買越 133,936枚
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