NY金 1716.80 +3.40 0.20%
NYダウ 12184.26 +186.56 1.55%
S&P500種 1255.19 +20.84 1.69%
ドル円 77.61 ( 12:00 現在)
EU首脳会議の内容を受けて、イギリス市場はやや勢いに欠けたものの、ドイツ、フランス、アメリカ、そして本日の日本の株式市場平均指数は概ね1.5~2.5%近い上昇となりました。
今回の会議で決まった大まかな内容としましては、
・今回の合意は新たな「財政協定」に基づくものであり、「共通の関心分野における経済政策の調和を大幅に強化」するものとなった。
・ユーロ圏加盟国の予算は、均衡予算か黒字予算とし、年間の構造的赤字がDGPの0.5%を超えければ良い。また、この規則をユーロ圏各国が法制化し、国債発行計画を事前に報告する。
・今までのユーロ加盟国の財政赤字がDGP比3%を上回った場合は、ユーロ加盟国の過半数(特定多数決方式)の反対がない限り、自動的に制裁が行われる
・ESM(欧州安定メカニズム)は2013年7月からの稼働予定を1年前倒しする。EFSF(欧州金融安定ファシリティ)については、予定通り2013年6月まで継続する。融資能力については2012年3月に見直しを行う。
・ユーロ加盟国と他のEU加盟国は、IMFの危機対応支援強化のため、相対融資を通じ2000億ユーロの拠出を10日以内に行う。
・ESMの融資について、緊急時には85%の承認(特定多数決方式)で決定できる。ただし、フィンランドは全会一致を主張しており、フィンランド議会の承認が必要。
となりました。特に大きなサプライズはありませんでした。
サプライズがなかったにも拘らず市場が上向きに推移したことは、今回のEU首脳会議が内容うんぬんよりも、協調体制が取れていることを他国にアピールできた事が評価されているのではないかと思われます。当然、IMFを含めた融資枠が実現可能かといった金額の問題もありますが、先週末のブログでも述べさせて頂きましたように、私はその融資実行までのスピードが何よりも重要であると考えておりますので、今回の会議に対して、市場はある程度良い評価をしているのではないかと思われます。
ここへきて、ECBではなく、IMFの役割が強調されてきておりますが、IMFとはアメリカのみが拒否権を持持つ機関であり、今回の相対融資によるユーロ危機時の融資がスムーズにいくのかどうかにやや不安を感じます。私は、どうせ相対融資になるのであれば、ECBを利用したほうがよほど危機回避には有効であるように思えますが・・・。いずれにしましても、市場は極度のストレス、不安を抱え込んできましたが、徐々に緩和されてゆく可能性が出てきたと考えて良いのではないかと思います。
金市場は、リスク選好による「買い」、セーフヘブンへの逃避減少といった「売り」の狭間の中で、大きな動きにはつながりにくくなってゆくのではないかと考えております。しかし、世界的な金融緩和の中、基軸通貨でありますドルの量的緩和、QE3の可能性も含めた希薄化で、基本的には金の価値はまだまだ上向きと考えられますが、しばらくはやや大きめのレンジでの保合い、又は上げて行くにしても非常にゆっくりなのではないかと考えております。
金
ETF残高 1592.77(9日)1592.77
リースレート -0.54%(9日)-0.56%
CFTC大口投機家 買越 159,711枚(6日時点) 先週 買越 154,793枚
⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統
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EU首脳会議の内容を受けて、イギリス市場はやや勢いに欠けたものの、ドイツ、フランス、アメリカ、そして本日の日本の株式市場平均指数は概ね1.5~2.5%近い上昇となりました。
今回の会議で決まった大まかな内容としましては、
・今回の合意は新たな「財政協定」に基づくものであり、「共通の関心分野における経済政策の調和を大幅に強化」するものとなった。
・ユーロ圏加盟国の予算は、均衡予算か黒字予算とし、年間の構造的赤字がDGPの0.5%を超えければ良い。また、この規則をユーロ圏各国が法制化し、国債発行計画を事前に報告する。
・今までのユーロ加盟国の財政赤字がDGP比3%を上回った場合は、ユーロ加盟国の過半数(特定多数決方式)の反対がない限り、自動的に制裁が行われる
・ESM(欧州安定メカニズム)は2013年7月からの稼働予定を1年前倒しする。EFSF(欧州金融安定ファシリティ)については、予定通り2013年6月まで継続する。融資能力については2012年3月に見直しを行う。
・ユーロ加盟国と他のEU加盟国は、IMFの危機対応支援強化のため、相対融資を通じ2000億ユーロの拠出を10日以内に行う。
・ESMの融資について、緊急時には85%の承認(特定多数決方式)で決定できる。ただし、フィンランドは全会一致を主張しており、フィンランド議会の承認が必要。
となりました。特に大きなサプライズはありませんでした。
サプライズがなかったにも拘らず市場が上向きに推移したことは、今回のEU首脳会議が内容うんぬんよりも、協調体制が取れていることを他国にアピールできた事が評価されているのではないかと思われます。当然、IMFを含めた融資枠が実現可能かといった金額の問題もありますが、先週末のブログでも述べさせて頂きましたように、私はその融資実行までのスピードが何よりも重要であると考えておりますので、今回の会議に対して、市場はある程度良い評価をしているのではないかと思われます。
ここへきて、ECBではなく、IMFの役割が強調されてきておりますが、IMFとはアメリカのみが拒否権を持持つ機関であり、今回の相対融資によるユーロ危機時の融資がスムーズにいくのかどうかにやや不安を感じます。私は、どうせ相対融資になるのであれば、ECBを利用したほうがよほど危機回避には有効であるように思えますが・・・。いずれにしましても、市場は極度のストレス、不安を抱え込んできましたが、徐々に緩和されてゆく可能性が出てきたと考えて良いのではないかと思います。
金市場は、リスク選好による「買い」、セーフヘブンへの逃避減少といった「売り」の狭間の中で、大きな動きにはつながりにくくなってゆくのではないかと考えております。しかし、世界的な金融緩和の中、基軸通貨でありますドルの量的緩和、QE3の可能性も含めた希薄化で、基本的には金の価値はまだまだ上向きと考えられますが、しばらくはやや大きめのレンジでの保合い、又は上げて行くにしても非常にゆっくりなのではないかと考えております。
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リースレート -0.54%(9日)-0.56%
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