NY金   1714.50   +26.00   1.54%
NYダウ   11523.01   +291.23   2.59%
S&P500種   1192.55   +33.88   2.92%
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休み明けの欧米市場は、株式大幅高からのスタートとなりました。感謝祭からの欧米は、通常クリスマスに向けて、一年間で最も町が賑わう時期に入ります。今年のアメリカの年末商戦初日は前年比6.6%を超える順調な滑り出しとなったようで、過去最高の売上金額でした。また、来週9日に開かれるEUの首脳会談でユーロ圏の債務危機解決に向けた新たな対策を打ち出すのではないかという期待感も株価に貢献したようです。

昨日話題となっておりました、IMFからのイタリアへの支援策の報道に対し、IMFラガルド専務理事は会見で、イタリアやスペインから支援要請を受けていないことを明らかにし、事実上支援準備を否定した形となりました。

他には、フィッチはアメリカの格付けを「AAA」に据え置くも見通しを「ステープル」から「ネガティブ」に引き下げたことで、アメリカの長期見通しは3大格付け機関ですべて「ネガティブ」になりました。また、ムーディーズもユーロ圏のデフォルト連鎖の可能性を発言しており、格付け機関がうるさくなってきております。一向に進まないEUの危機解決のプレッシャーになるだけであればいいのですが、本当に投資家心理がさらに冷え込み、金利上昇や銀行の資金調達に大きな問題が起こると案外、一瞬にして崩れる国も出てくるかもしれません。

金は欧州の債務危機に対する不透明感から上値の重かった先週までの動きに対して、今週は前向きな材料が多く他の金融市場同様に上昇しております。とはいえ、来週は再び暗い一週間になるかもしれません。本当に、明確なものが打ち出されない限り、上がったり下がったりの繰り返しとなり、トレンドのはっきりとした状況にはならないと思われます。問題は、来週末のEU首脳会議で債務危機解決に向けて明確な方向性が示されるかどうかにかかっております。

早期解決策とすれば、欧州発QE1のようなものとなりますが、ドイツを中心として、そうではない方向で話を進めている現在、果たして時間を掛けることでのリスクに市場、国は耐えられるのでしょうか。私は、案外早くQE1やユーロ共同債の方向へ行かざるを得なくなるのではないかと考えております。と言う事から推測しますと、金を含め金融市場は、今しばらくは、この乱高下が続くものと結論付けております。現在は利食い場面探しです。

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海外最新値からの国内価格は?


ETF残高 1594.76(28日)1595.37
リースレート -0.34%(28日)-0.34%

CFTC大口投機家 買越 160,970枚(22日時点) 先週 買越 159,214枚


⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統