NY金 1759.60 -32.00 -1.79%
NYダウ 11893.86 +112.92 0.96%
S&P500種 1239.70 +10.60 0.86%
ドル円 77.56 ( 12:10 現在)

昨晩の金はイタリアの国債がECBの買い支えで持ち直すこととなったことで、緊張が緩和され利食い売りが殺到し一時ドル建てで1,730ドル台、東京市場では4,340円までの急落となりました。

S&Pのフランスの格付け騒動でフランス債は急落急騰となったようです。真相は現在『AAA』(トリプルA)を維持しているフランス国債が、その最上級格付けを引き下げられたとの誤報が配信されたことが原因だったようです。S&P社は技術的な誤りでこのような情報を一部の契約者に配信してしまったと言う事を明かしましたが、イタリア国債が急落し、緊張が高まっている現在格付け会社の一挙手一投足まで注意を払っている投資家にとっては、非常に頭にくる話であったと思われます。S&Pは故意を疑われても弁解の余地はありません。相場は、間違いでも取り消しは出来ません。一応フランス当局は調査に入っているようですが、恐らく何もわからず仕舞いなのではないかと思います。

大きくて潰せないとするイタリアのデフォルト問題ですが、ECBがどこまでその信用を支えるかによって変わってきますが、最終的にはアメリカのようにユーロを増刷しECBの懐を極限にまで膨らませれば、イタリアのデフォルトも十分に防ぐことは出来るはずです。その中での問題は、やはり今回のギリシャ騒動での紆余曲折でも見られましたように、意見統合で大変な時間が掛かってしまう事にあります。今月からドラギ総裁に代わったことで、金融緩和路線への舵とりの可能性が高まり、最終的な危機回避のゴールはECBの無制限国債買取りしかないと思われますが、それまでに再び多くの時間を費やすことになると、一時的にせよ金も売られる場面が見られると思われます。

金は、危機になった場合、一時的に下げてもその後は本来のセーフヘブンとしての需要で買われるでしょうし、ユーロ増刷となってもインフレヘッジとして金はより一層買われます。どちらにしましても、金が大きくトレンドを下落基調に転換させる可能性は低く、急落時は今後も絶好の買い場面としてとらえて行きたいと思います。

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ETF残高 1567.08(10日)1562.54
リースレート -0.31%(10日)-0.28%
CFTC大口投機家 買越 139,945枚(1日) 先週 買越 129,721枚