NY金 1765.10 +35.50 +2.05%(3日) 1729.60 +17.8 +1.03%(2日)
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日本は文化の日で、中1日休日を挟んでの市場再開です。火曜日時点でのギリシャ首相パパレンドウ氏の欧州サミットにおけるギリシャ救済案を国民投票にかけるといった、国際社会での裏切り行為ともとられる内容が大きく市場を失望させることとなりましたが、2日たってこの混乱の責任をとるような形で辞任を示唆しました。

ただ、単なる辞任ではなく、首相の辞任、暫定政権樹立を条件に救済案合意を迫り、最大野党勢力の新民主主義党には同意を得られたようです。このような形になれば、国民投票は不要になりそうです。自らの首をかけての救済案成立に向けての意思はなんとか市場の信任を得ることが出来ました。

おととい2日に行われたFRBでは、予想通りの政策の現状維持が決定され、特にQE3についての話題はありませんでした。リーマンショックまでの一連のサブプライム問題の中心にある住宅公社フレディマックの第3四半期決算での赤字が明らかになり、財務省に60億ドルの融資要請を行うということになりました。FRBもそれを見越してか、バーナンキ議長会見では住宅ローン担保(MSB)の追加購入の可能性を匂わせました。また同日発表されたADP雇用統計は、予想をわずかに上回る11万人増加といった数値となり、特に材料視されませんでした。

昨晩のECBでは総裁がドラギ氏に変わって、初めての政策委員会となりましたが、事前予想を裏切り政策金利を現在の1.50%から1.25%へ引き下げることが決められ、金融緩和の必要性を示しました。ドラギ総裁の財政健全化を命題にするよりも、経済活性化を命題にするといったような方向性が認識された形となり、リスク選好志向が強まり、全般的に金融市場はにぎわう事となりました。

2日のブログでは、パパレンドウ氏の信任投票での票取りのための国民投票かと考えておりましたが、救済策合意のための自身の信任であり、その方法の一つとして国民投票といった方法を示したに過ぎなかったのであろうと考えなおしました。救済策を成立させることは、ほぼ決定的と言えると思いますが、その後の実行についてはどのような流れで行われるのか、少し不安を感じるところもあります。上手く進められるといいのですが・・・。

それにしましても、金は急騰を続けております。先週の急騰から2週連続の大陽線となりました。このスピードで上げられてしまいますと、正直ついてゆく事が出来ません。危機回避による上昇であれば、これほどにはならなかったと思いますが、昨晩のドラギ氏の金融緩和が効いています。現時点では上昇によるリターンよりも、調整安によるリスクのが高く感じます。中長期スタンスは買い方針ですが、もう少しリスクの低いところからの参加を待ちたいと思います。

⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統


ETF残高 1541.97(3日)1541.97
リースレート -0.33%(3日)-0.32%
CFTC大口投機家 買越 129,721枚(25日) 先週 買越 126,978枚

※ブログは朝アップしたつもりでしたが、上手くできておらず、こんな時間になり申し訳ございません。