昨晩は予定されていた欧州財務相会合が中止となり、今晩の首脳会議での包括案策定に対して懐疑的な見方が広がり、欧米の株式市場は売られることとなりました。ドル円は戦後最高値である75.70辺りまで買われることとなり、先日まではリスク許容度が高まると金は買われやすく、株上昇と同じくして金も上昇していたものですが、久しぶりに危機で買われるといった逃避買いが起こり、急落後の高値を一気に上抜く形となりました。

テクニカル的には一応レンジの上限と考えられています1,700ドルに差し掛かっているところですので、ここからこの価格を上値抵抗から下値支持ラインへと変えて行けるかどうかといったところです。

イタリアに対してのリスクが表面化しつつありますし、ドイツのEFSF拡充の決議案可決の可能性は高いもののドイツの本心ではなさそうですし、ギリシャへのヘアカットなどの損失負担に対して銀行は牽制をしていたり、また明日の首脳会議もどうなるか混乱しております。

一刻も早く多少の事には目をつぶって対策を決め、実行していかないともっと大きな問題になってしまっては、取り返しがつかなくなります。アメリカはリーマンショックのち非常に早い対応で、大きな後遺症が残るかもしれないFRBによる国債買取でなんとか危機の悪化を防ぎました。EUでは意見がまとまり難いことはよくわかりますが、もっと本当の大きな『危機』に対する意識をお互いに誠実に持つべきであると思われます。正直なところ、ここまで意見の対立が長引くとは思いませんでした。

こんな状況では、何が起こっても不思議ではなく、リスクが高いため様子見せざるを得ません。あえてするならば、昨日からの流れからしましても上昇のほうが明らかに勢いがあり、買いに分があるようにも思います。仮に危機的状況にならなかったとしても、暴落の可能性は低く、売るよりは買ったほうが良さそうな状況です。

このごたごたの後に、確率の高いチャンスは再び訪れると思われます。もう少し待ちたいと思います。

本日は、今から外出のためコメントは短めとさせていただきます。お電話は常時つながりますので、お待ちしております。


⇒『勝ち易きに勝つ』地場の血統


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